つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信1257号 サマー・カレッジをみんなに広げよう。

2023年07月02日 | 抱っこ通信
つながりあそび・うた研究所風の便り2023年7月号
サマー・カレッジをみんなに広げよう。
二本松はじめ

6月開催の福井と柏のサマー・カレッジを楽しく終えることができました。きっと、福井の準備期間中は動ける人が少なく、一部の人におんぶに抱っこ状態だったのでしょうが、当日は実践を紹介してくれた仲間も含めて、役割を分担して楽しいサマー・カレッジをつくってくれました。音響はうたごえ仲間が担当してくれました。本人曰く「まっちゃんの指導、話していることがとても勉強になった」と喜んでいました。

一方、柏では、千葉で開催されていたサマー・カレッジに参加した公立の先輩保育士さんたちが、後輩の若い保育士さんたちにサマー・カレッジの楽しさをどうしても伝えたいと開催までこぎつけました。約130人中約120人を超える公立の保育士さんの参加は、いまの公立保育園を削減していこうとする全国の動きの中でも特筆する必要があります。もちろん、本人たちが意識するとしないとにかかわらずですが。私ごとになりますが、先輩保育士の何人かが人形劇団をつくっていて、『めっきらもっきらどおんどん』など絵本あそびのいくつかを実践していたそうです。嬉しいです。


続いて7月以降の各地のサマー・カレッジもすでに動き出していますが、サマー・カレッジ30年の中で初めてといって良いほど、各地の独自色、好みが出ていて、嬉しくなってしまいます。きっと実行委員会でガクガクケンケンと話し合いを重ねてうえで決っていったのだと思います。それとも、今は、そういう時間さえつくりだせない状況で、集まるのも大変ですからオンラインでパッパッとすませたのかな。いいえ、いいえ、そうじゃないですよね。回数は少なくても、何年かぶりに実行委員で顔を合わせられただけでもの喜びが伝えられてきていました。ほんとうに、ほんとうにありがとうです。

コロナ禍で3年間の空白は、サマー・カレッジを運動という側面からとらえると大きなマイナスだったと思いますが、反対に、全員とは言えませんが、実行委員各自にとってみれば、自分がやりたかった、受けたかったサマー・カレッジを考えるには良い時間になったのではないでしょうか。

若干、私が知っている範囲で、サマー・カレッジ実行委員会としての取り組みです。いろいろあって楽しいです。
【福井】講師二人(町田・二本松)、実践報告タイムあり
【柏】講師三人(中山・町田・二本松)
【大阪】講師二人(町田・二本松)、プラス実行委員がてづくりおもちゃづくりとあそび
【愛知】講師二人(町田・二本松)、実践報告タイムあり。秋に中山コンサート(サマカレ実行委員会も加わる別実行委員会主催で?)
【京都】一日目小学校Ver講師一人(中山)。二日目保育Ver講師二人(町田・二本松)。春には中山コンサートあり
【福岡】講師二人(中山・町田)。冬にウインターカレッジ開催講師二人(町田・二本松) 。秋には中山コンサート(サマカレ実行委員会も加わる別実行委員会主催で?) 
【関東】講師一人(中山)
【埼玉】講師二人(町田・二本松)。前日に中山30周年コンサート

 私の反省としてですが、オンラインでもずっとつなげてきた大阪わくわく保育セミナー、そして、昨年の愛知と埼玉でのサマー・カレッジの経験を、つながりあそびを子どもたちと楽しむ、保育、教育の場で活かす、そして先生自身がイキイキと一人の人間として育ちあうなどというサマー・カレッジとして、みんなのものにする活動ができなかったことが申し訳なかったと思います。是非、今年の各地のサマー・カレッジの経験を交流し合ってこれから子どもたち、保育・教育に、そして一人ひとりの成長、幸せにつながる明日に向かって行けたらいいですね。


合研に参加しませんか

7月29~31日 第55回全国保育団体合同研究集会(全国合研)が「語り合おう子どものいのちと育ち 広げよう子育ての輪 つくりだそう平和な世界」をテーマに福島県郡山市で開かれます。
 まっちゃんと私は、1日目のうたご交流会にゲスト出演し、2日目の親子講座「子どもも大人も楽しむ つながりあそび」を担当します。3日目の文化企画「つながりコンサート」は私が出演し、愛夢のまっち(坂本将取さん)にも出演してもらいます。多くのつながり仲間の参加をお待ちしています。

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