つながりあそび・うた研究所二本松はじめ

二本松はじめ(ピカリン)の活動予定や活動報告、日頃、考えていることなどを書きます。研究所のお知らせも掲載します。

抱っこ通信979号

2018年12月16日 | 抱っこ通信

昨日(16日)は、春日市で「ピカリンと絵本であそぼ」でした。

春日原駅前の子どもの本専門店エルマーさんの前園さんとは、同級生でもあり、私がつながりあそび・うた研究所を立ち上げた年と、

彼女がエルマーを立ち上げた年が同じ年でした。

それこそ、20年前から春日市、大野城市、太宰府市、筑前町、朝倉市などで子育て支援の仕事を紹介してもらったり、つながりあそ

びの研修会を開いてくれ、だいぶお世話になっていました。いつかはコンサートや絵本の会でお礼ができたらと思っていました。今回

は7年ぶりだったかな。いろいろあってご無沙汰していました。

 

今回は子育て支援、保育園、読み聞かせ活動の先生たちや、子育て真っ最中の親さんなど大人が約40人、1歳児から小学校高学年ま

での子ども10数人で『おはよう』からスタートです。

まずは、『くっついた』の読み聞かせから。参加者にお願いしました。指あそび、からだあそびを楽しんだ後にペープサートあそび。

最後は、もう一度、絵本に戻って歌いながら絵本を見ました。1冊の絵本から広がりの一例ですね。

 

次は、『だるまさんと』の読み聞かせから。これも別の参加者にお願いしました。

続いて歌いながらのピカリン風の歌い聞かせて?近くの友だちとの「ペコッ」「ポニン」「ギュー」の挨拶・動作だけでも嬉しそうに

子どもたちはやっています。何回も最初からの繰り返しながらです。くり返すことでメロディや動作を覚えていきます。

次は、その場で立って二人組、四人組で手をつないで、まわりながら『おさんぽおさんぽ』歌いながら絵本の中に。「ペコッ」などの

挨拶も楽しいです。応用で「動物園」「海」「畑」に散歩に行きました。挨拶・動作も変わりますね。最後はもう一度、絵本の中に散

歩に出かけました。

 

立って遊んだので、そのまま『オオカミなんかこわくない』。「オオカミが出てくる絵本は」と参加者に質問を出したら、すぐに「あ

らしの夜に」「ともだちやシリーズ」などが出てきました。いつもは「赤ずきんちゃん」や「おおかみと三匹のこやぎ」なんていう答

えが多かったですが・・・。

このあそびはオオカミ役のキャラで楽しさがだいぶ違ってきます。導入をもう少し丁寧にしなければと反省。

 

次は、絵本あそび『オレ、カエルやめるや』。

まずは子どもたちに、もし、自分が動物だったらどんな動物になりたいかを聞きました。「ネコ」「ヘビ」「カワウソ」などが出てき

ました。その理由も聞きましたが「・・・」「好きだから」。

「今日はカエルさんの話です。カエルさんはなにになりたいのか な」と言って、🎵おいらカエルやめる🎵の歌をみんなで歌いながら

覚えてもらいました。

絵本に出てくる動物は3種類で、カエルの親子の会話と、オオカミさんのセリフで話しが進められていますので。みやちゃん(子ども

カエル)と私(父カエルとオオカミ)とで読み聞かせをしています。

読み聞かせ後、今までの子どもたちの反応や読み聞かせまでの組み立てについて、私なりの留意点を話しましたよ。

蛇足ですが、エルマーさんに用意してもらったり『オレ、カエルやめるや』の絵本は完売。足りなかったです。残れば買い取ろうと思

っていたのですが・・・。

 

次は参加者の中で、自分の好きな絵本を持参してくれた仲間に、絵本の紹介とその魅力について話してもらいました。

 

その後に、前園さんに私が聞きたかった、絵本の選び方や絵本の読み聞かせについてお話しをしてもらいました。

自分の経験から、という話は説得力がありました。次はもっと時間をとってお話しを聞きたいです。

午前中、エルマーにいると、小さい子どもを抱っこしたお母さんがやってきて、前園さんに、この子(6ヶ月)にはどんな絵本がいい

かを尋ねていたり、おばあちゃんが来て、孫にクリスマスプレゼントに絵本を贈りたいのだけど、どんな絵本がいいかなどと聞いてい

ました。その答えというか、対応がいいんですよね。絵本を選んであげる前に、親さんがどんな思いや願いなのか、その子どもの育ち

についてや発達についてなどを聞いたり、地域の子育て事情などを話したりしながら、絵本を勧めていました。

子どもの本専門店エルマーが、本屋さんというだけでなく、地域の子育てに、なくてはならない存在と言うことが伝わりました。

 

次はキツネチームとタヌキチームとに分かれての『化け比べ』。お話しは民話とされていますので、何冊か絵本が出版されていますチ

ームごとに、グーに化けるか、チョキに化けるか、パーに化けるかを相談してのジャンケン合戦です。

今回もタヌキチームが勝ちました。全国をまわって『化け比べ』をやると約6割はタヌキチームが勝っています。不思議です。

 

『だるまさんが』二人バージョンと『夢わかば』で2時間の会はお終いでした。

『夢わかば』も紙芝居、絵本とも数が少なかったこともありますが売れ切れで、帰京したらサイン入りで送ることにしました。

 

主催してくれたエルマー歌って踊って遊ぼう会の仲間たちに、そして、エルマーさんに感謝感謝です。

来年も、九州ツアーの中でなにかできたらと嬉しいです。

 

 

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 抱っこ通信978号 大分も... | トップ | 抱っこ通信980号 奄美つ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なおちゃん)
2018-12-17 20:58:53
昨日の絵本を中心にしたあそび、とても楽しかったです。息があったピカリンとみやちゃんのかけあいのばっちりさに思わず『オレ、カエルやめるや』の絵本を購入してしまいました。さっそく歌をウクレレで練習しています。ウクレレ弾きながら、絵本を読めたらいいなぁ…と思っています。
絵本からあそびをひろげていくだけでなく、あそびのポイントなどもお話して頂き…改めて自分の保育を振り返ることもできました。「絵本であそぼう」次回も希望します!ありがとうございました。

コメントを投稿

抱っこ通信」カテゴリの最新記事