高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

チガヤ  イネ科

2018-05-30 16:38:21 | 植物(草本)
チガヤです。 ぷわぷわした穂が風になびいています。

ツバナとか言って 子どものころ食べたことがあります。  食べるのは穂が開く前の細い穂です。
たいして美味しくないのですが 甘い!と信じて食べた記憶があります。

イネ科ですから 稲の花に似て 雄しべを沢山つけて 花粉を飛ばします。

雄しべの奥のほうにある ブラシのようなのが 雌しべ。  風媒花は雄しべと花粉の量が多いですねえ。 

無事 種ができて さあ飛ばすぞ 風を待つ。  でも大分は梅雨入り宣言したばっかり。
なんでこの時期種ができるのか とも思うのだけど 毎年沢山のチガヤが風に揺れているので 梅雨など大したことないのでしょうね。
チガヤって ようけい 増えますよねえ。

シジュウカラ  シジュウカラ科

2018-05-29 14:03:56 | 
一昨年 支援センターのまわりに4個巣箱をつけました。 今年めでたく入居がありました。

シジュウカラが出たり 入ったりしています。  写真がピンボケで申し訳ないのですが なにせガラス越しに隠れるようにして撮影しています。

おっきな青虫をくわえてきて 巣に入り すぐ出て しばらくするとまた虫をくわえて帰ってきます。
忙し いそがし!

で、実はこれは2週間ほど前の写真です。 今はもう ヒナは巣立ち 巣箱のまわりは静かになりました。
来年も来てくれるといいなあ。

  巣箱の制作担当者のM氏も喜んでくれました。

スイカズラ  スイカズラ科

2018-05-28 15:11:04 | 樹木
これも何だか いい匂い

白い変わった形の花です。

雄しべの長さが 違うのは どういう利点があるのだろう?
で しばらくすると

黄色くなってしまいます。
花の色が 開花中に変わるのは多々ありますが アジサイとかツクシヤブウツギとか 
この方は白から黄色になるので 金銀とかゴージャスな名前ももらっています。
私は 冬場でもしっかり葉っぱをつけて ここにいるよ といっているところや

蕾が つんつん上を向いて さあ 咲きますわよ としているところが好きです。

クリ  ブナ科

2018-05-22 16:31:27 | 樹木
何だか匂うのよね~

この時期ですもん。栗の花です。

遠くまで匂うので イシガケチョウやら

カナブンやら いろいろ集まってきてる

匂うのは 雄花 雄しべがスゴイ もうヒゲだらけ?
しか~し 雄しべが沢山あっても クリの実にはならないのだ。 雌しべはどこだ

雄しべの根本のほうに ちょぼっとついてます。
これじゃ 全部実になっても 数えるくらい?  雄しべと雌しべ 半々ぐらいだと いっぱい栗の実がなるのになあ

と、イノシシさんと クリの木の下で思ったものでした。

クスノキ  クスノキ科

2018-05-08 11:07:54 | 樹木
今の高尾山には 満開の花をつけた 木々が沢山あります。

クスノキです。
クスって呼んでるけど 記載するときは(標準和名)はクスノキです。
漢字で書くと 楠とか 樟とかあります。 私は樟のほうが樟脳の材料になるので 分かりやすいと思ってるんだけど
大好きな 南方 熊楠大先生は 楠なんです。 クスノキは大きく立派になるのでつけられたとか。 熊もついてます。すごいねえ。

花の話でしたね。

こんな えーらしい花をつけてます。 花はあんまり匂いはしません。一面こんな可愛い花がついているのです。

秋になると 群青色の実になって 沢山落ちてきます。クスノキは年中かっこいいねえ。

 雨が続くので 撮りためた写真をUPしてます。  い~加減止まんかなあ。