高尾山自然公園の生き物たち

森林づくりボランティア支援センターのある大分市高尾山自然公園の
見つけもの

ツボミオオバコ  オオバコ科

2019-05-23 16:28:34 | 植物(草本)
高尾山自然公園にも沢山見かけるようになりました。

ツボミオオバコ  北アメリカ産の外来種です。 これとかヘラオオバコとか どんどんよそ者のオオバコ入ってきています。
ほんとに 困ったなあと思うのだけど 日本のオオバコは押され気味です。  何が困ると言って これでは 草相撲ができないのです。

花のところが ふにゃふにゃして すぐちぎれます。  オオバコは 薬草になったり いろいろ役に立つのですが 
ツボミオオバコやら ヘラオオバコはどうなんでしょう。

このあたりに毛が生えているので すぐ区別がつきます。

 ナズナも何種類も外来が入ってます。 高尾山自然公園外来種図鑑でも作ろうかしら。 表紙はもちろん ウシガエルです。

カラタネオガタマ  モクレン科

2019-05-21 16:48:05 | 樹木
ふれあい広場の散歩道から 甘い匂い。

この木からしています。
カラタネオガタマの花盛り

少し固めの花弁は ぱらぱら散っていますが 蕾もまだ沢山あるので しばらく楽しめそうです

名前の通り 中国からおいでなさった
日本のは オガタマノキ もう花の季節は終わっています。 そしてもう少し白い花です。 でもあまり匂いはしない。

あでやかで 匂って まあ 中国美人そのもの。 

クララ マメ科

2019-05-17 13:41:40 | 植物(草本)
食後の腹ごなしじゃなくて お散歩してたら 野外ステージに立ってます。
あなた クララね クララちゃんね

クララが立った   アホ言っとらんで  マメ科の草本 クララです。
高尾山にクララがあるとは思わなかった。  齧るとあまりの苦さにくらくらする ということで 眩草 くらくさ からきています。
全部苦いけど 根っこのほうが 一番苦い。 苦いのは 毒があるからで 食べてはいけません。  葉っぱ齧った事あるけどちょっとで ぺっぺって感じです。

花が咲いてます。

いいですねえ。 あの絶滅が心配されている オオルリシジミ この方は偏食で これを食べるのです。
久住高原で 一度しか見たことのない オオルリシジミ  もしかして高尾山にも来てくれるといいなあ。


マルバウツギ ユキノシタ科

2019-05-14 14:47:32 | 樹木
そこだけ白く浮き上がるように 白い花が咲いてます。小ぶりの花がぎっしりついて ふわっと白くなっています。

「夏は来ぬ」の歌にある 卯の花とは このウツギのことらしいけど あんまり匂わないのよね。

花のなかには オレンジの首飾りがあって すてきです。

ウツギとは 空木と書いて 枝の中が空洞になっているので そういう名前でそうです。
枯れたところの枝をぽきりと折ったら 中が空いているのがわかります。 成長や強度では 合理的?なのかな。