トシの読書日記

読書備忘録

食道が通じた!?

2020-12-02 17:24:54 | Weblog
昨日、午前中に名古屋医療センターから愛知がんセンターへ転院してまいりました。なんとなく我が家へ帰ったような安心感がありますね(こんなところを我が家にしてはいけないんですが)。


で、今後の予定なんですが、先週失敗した食道のステント挿入手術の再トライを行ないます。今日、担当医が病室に来て、少し話をしたんですが、おととい、名古屋医療センターで行なったCTの画像を見ると、食道に穴が続いているのが見えて、胃カメラで追えそうだという話なんです。ということは、食道のステント手術がうまくいく可能性が高いということを表していると、理解してよろしいんじゃないでしょうか。それを担当医に聞くと、「まぁそれだけで可能性が高いとか低いとかは断定できにくいところはありますが」という、いつもの当たり障りのないコメント。   


しかし、私はこの一見頼りなさげな先生を信頼しております。息子がドクター関係の仕事の仲介(リクルート)の仕事をやっておりまして、その関係上、いろんなドクターの噂を聞くらしいんですが、この先生、田近(たぢか)先生というんですが、消化器内科ではかなりのすご腕の持ち主ということなんだそうです。期待するしかないですね。


何度も同じことを書きますが、それで、食道のステントが成功したとして、飲物、食物を口から摂取できるようになって、それで終わりじゃないんですよね。肝心のガン治療、これを忘れてはいけません。そこからやっとガン治療の再開です。抗ガン剤を入れなくなってからすでに半月程経過しております。もう、ガンのやつは好き放題していることでしょう。早めにガツンと一発、厳しめのやつをお見舞いしてやりたいです。


父の方なんですが、実は昨日の昼頃容態が急変しまして、夕方から緊急再手術ということになりました。一命はとりとめたものの、まだ予断を許さない状況です。96才の高齢であること、2日連続の全身麻酔ということで、もしかすると、もしかするかもしれません。今、ICUに入って治療中ですが、どうなってしまうのか、心配です。


こんな記事を投稿して読んで頂く人を心配させるのもどうかと思ったんですが、もう、最初の腸閉塞のところから書いてしまっているので、これでピタッと父のことを書かなくなると、逆に「あ、お亡くなりになったのか」と誤解されるのもまずいと思い、全部書くことにしました。不快に思われる方がいらしたら申し訳ありません、ご容赦くださいませ。


万が一、ここ数日で父が亡くなるようなことがあったら、自分は葬儀には出ないつもりです。喪主として、いろいろ打ち合わせたり、通夜、告別式を進行させていくことは、自分の体力にも影響するだろうし、治療の妨げにもなってしまうし、それは父の本意ではないと思うからです。喪主は、長男か姉に頼むつもりです。というか、長男、姉に昨日この話をして理解してもらいました。


でも、自分の食道ステントの手術が成功して、術後の経過が順調であれば、一旦退院して週1のペースで抗ガン剤の投与ということになると思うので、少なくとも父がそこまで(あと10日~2週間)頑張ってくれたなら、父の長男として葬儀を取り仕切る所存です。


もちろん、それよりずっとずっと長生きしてくれという思いは当然ありますが。

4 コメント

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Unknown (ヒロくん)
2020-12-02 20:34:23
何からコメントして良いものか、ブログを拝見した直後では、難しいです。
だからと言って、既読スルーは自分には出来ません。
包み隠さず語ってみえるトシさんに、どうコメントして良いものかまとまりません。
一つだけ。
信頼できる医師との再チャレンジの成功を祈っています。
Unknown (いつもエキストラ)
2020-12-02 20:56:52
こんばんは トシさん
病状は好転の兆しを見せてきましたね。
胃カメラが通るほどの孔はなぜ空いてきたか理由が知りたいですね。
大変喜ばしいです。
お父さんの方は本当に心配ですね。なんとか延命してほしいものです。
”一念岩をも通す” 成功を祈ります。
頑張れ トシさん
Unknown (トシ)
2020-12-02 21:35:10
ヒロくんさん こんばんは
ヒロくんさんの大変戸惑っておられる様子を見て、大変心苦しく思っております。申し訳ないです。

コメントは、無理のない範囲で結構ですので、あまり深刻になりませんように(といっても深刻な問題なんですがね)。

最期の一行、元気づけられました。ありがとうございます!
Unknown (トシ)
2020-12-03 08:06:53
いつもエキストラさん こんばんは

胃カメラが通るほどの孔が何故に空いていたのか?これ、不思議ですよね。日本3大ミステリーのひとつに数えられるくらいのもんです。

冗談はさておき、文字通り、真っ暗なトンネルの先から一条の光が射し込んできたような思いです。

父の方は、もうとにかく医師に頑張ってもらうほかないですね。そういえば、自分もでした(笑)。

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