ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

白い月の丘で 濱野京子著 角川書店

2012-07-18 19:15:22 | ファンタジー
「碧空の果てに」の世界の十数年後のお話です。

主人公は、滅ぼされたトール国の王子だった若者です。前作の登場人物もちょっぴり登場します。メイリンは当初から話題や手紙や回想などで登場していますが、雰囲気でこれだなってわかるしかけです。でも、別人じゃないかと思える程に、すご~くおとなしい存在になっているようです。

三味線に近い形状(挿絵がそうなので)で、「トール琴」という名前で、バイオリンみたいに弓で弾く楽器が登場します。弾く部分が胴のところみたいなので、かなりコマの背が高くないと、弓が胴にあたって弾きにくいだろうなと・・・・

シーハンには、相変わらず自衛組織どころか、警察相当の組織も、警備をする組織も無いようなのですが・・・・

トール国もアインスにあっさり屈してしまう程度の戦力しかなかったようです。もっとも、人口2万という話がでてきますから、そもそも軍隊なんか維持できないな。



コメント
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