トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

今日のトンボ「尾羽打ち枯らし…」

2017-10-12 | 小父のお隣さん
 判明し難い  ➡  角度を変えた 
 9月にもなると翅の傷んだトンボやチョウを見かける事が多くなる。これはこれで自然の摂理でもあるけれど、「ものの哀れ」を感じないわけにはいかない。10月ともなると種類も個体数も極端に減ってしまう。
 大方はマユタテアカネだ。それでも時折はオニヤンマも出るしオオアオイトトンボは日向に出てくる。
 
 9月終わり頃、数が激減したクロスジギンヤンマはほとんど目にしなくなった。大型トンボの飛翔の仕方も盛夏の堂々とした雰囲気は無く、どことなく弱弱しい飛翔を見せてくる。シオカラトンボからアタックを掛けられると水平飛行でかわすのではなく上昇し避ける行動が多くなっていくが、その獰猛果敢なトンボでさえ見る影もない。

 「シオカラトンボでなければトンボにあらず」とでも言いたい種族も、けっして驕っていたわけではないけれど「驕れるもの久しからず」なんて一節を思い浮かべつつ姿を追うのだ。大型のトンボは降霜の頃には姿を消す。
 赤トンボの見納めは12月8日頃と、自分なりの経験則なのだが、どうしても別種の「赤トンボ」も連想してしまう。

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