トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

二つ池、沈泥分水部の泥浚い

2024-04-30 | 水辺環境の保全

 あがくも出来ずもがくも出来ず下学しかできない小生であるけれどその証明は泥まみれの日々で判るだろう。まあ、水商売・自転車操業ここにあり、てなもんや三度笠ダ~ッ!。歳を重ね多くの経験知見を貯めこんだとしても結局は痴性に勝るものは無し。新しいギャグや流行語はとんとなく全ては古い記憶の引き出しからで、これはこれで回想療法とも言うべきか、ご理解ください。

 さてこの日は沈泥分水部の泥浚いだ。面積は小さいけれど堆積した泥土落ち葉は嫌になるほどの厚さになっている。これも昨年以来の不測の出来事、対処の結果で不足の結果でもあり文句も言えない。全ては己自身に掛かって来るのだった。既に前日に試し浚いを行ってこの日は覚悟を持って臨んだのだった。小さくとも浚う量は多い。しっかりと腰痛ベルトを装着し特にスコップを使う場面は腰を低くし腹圧を高めての掘り取り放り投げになる。ジョレンですべて浚う事が出来れば身体への負担も軽減するのだが狭い場所、厚い堆積物に加え片側は斜面横にはネムノキの傾斜樹があって長柄のジョレンは使い難く、短い柄のジョレンは楔が抜け落ちて使えず一部はスコップを使う掘り取りになった。泥土層なので豆腐を切り取る感じだけれど重い。心して小さく掬うようにし腰の負担を減じる。

 途中、漏水部の処理を行った事で残りが出たけれど、オーバーフロー部近くまで掘り取ると新たな水漏れを発生しかねないのでここで終了とした。次は棚田部なのだが漏水流入部が判明すれば漏水部処理が優先。どちらにしてこれは作業日の現場で決める事だが膝小僧童様、腰娘弁天様、肩倅大明神様、お怒りいたしませんよう何卒よろしくお願い申し上げます。


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