トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

老馬の休日

2017-02-20 | 感じるままの回り道
 久しぶりーに「ローマの休日」を見た。こんな顔だったかとか痩せすぎだとか、何回も見ていると視点が変わる。とは言え心の動きを表情で表す場面などは若いとはいえスターの片りんたっぷりだった。有名な石段のシーンに見える背景の時計が映画の進行とは合わないのは指摘されていた事だけれど、そんな指摘は迷惑千万でもあるし邪道そのものでしかない。

 小生の休日とは「ローマの休日」とは大違いで、この時期は野草を見に行くくらいだから雲泥の差である。曳き馬ごときの人生であれば、すでに「老馬の休日」であって、この点では似てるようで、せめてもの慰め…。
 野草もショウジョウバカマはまだ花芽も見えず、原っぱにはタンポポ数輪で昨季、生姜を植え連作障害で失敗したエリアだけ花が多かった。理由は分からない。低草地で維持している範囲では日当たりが良くてもまだ花色は見えてこない。
 春が巡ってくるたびに昭和が遠くなっていく。