疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

『千年の恋 Ⅱ』ほぼ完成。

2019年04月28日 | Weblog





この絵の女性は、樹齢千年を超える枝垂れ桜の精です。

それが人間の姿になって現れたところ・・。


彼女は、人間の男に恋をしましたが、結ばれませんでした。

桜の若木のまま、想いを秘めて佇んでいただけだったからです。

そのうち、男は、寿命で死んでしまいます。



二度目の転生でも、二人は出会ったにも関わらず、恋は実りませんでした。

男は、今度も寿命で死に、3度目の転生でまた出会ったのです。

その間、春を数えること千回、千年の月日が過ぎておりましたが、

枝垂れ桜の精は、その男の善良で美しい魂が忘れられず、ずっとずっと待っていました。



そして、運命的な三度目の出会いを果たしたのです。

三度の人生で、男の姿形はそれぞれに違いますが、彼女にははっきり判るのでした。

枝垂れ桜の精は、一途な美しい娘となって、ついに男の前に姿を現します。


男は、どこかで出会ったような気もしますが、当然ながら判るはずがありませんでした。

二人は、この先、どうなっていくのでしょうか・・千年の恋は成就するのでしょうか。



そういう物語が、この絵には秘められております。

我ながら、ロマンチストやな~と思います



昨日は、アクセス数1761PVでした。ありがとうございます






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