映画「冬の華」(1978年公開)を観て感動した。
このヤクザ映画は、過去の健さん主演の作品とは、一味も二味も違っていた。
ヤクザ男の哀しみ・・哀愁がどこまでも深くにじみ出ていた。
高倉健の「男気」が、「背中」が、どうしようもなくカッコ良過ぎる・・!!
特に、最後のシーンにはしびれた。
英(ひで):高倉健 、洋子:池上季実子
17歳の美しい娘に成長した洋子は、英が、かつて殺してしまった男の娘である。
英は、15年の服役の間、ブラジルに住むおじさんと偽って、洋子に手紙を送り生活の支援もしていた。
なんとか罪をつぐないたいという気持ちが、英にそうさせていたのだ。
服役後、英は自分のことを隠していたが、数回の出会いの中で、洋子には「もしかしたら、この人が・・!!」という思いがよぎるのだった。
だが、洋子は、夢にまで見た最愛のおじさまが、実は、自分の父を殺した男であることを知る由もない。
洋子「おじさま?・・そうでしょ?」
英「・・なんの話ですか?」
洋子「・・・・!」
立ち上がった英の行く手を塞ぎ、じっと見つめて行かせまいとする洋子。
洋子は、英に、目で「なぜ隠すの!?貴方があのおじさまでしょ?本当のことを言って!」と切々と訴える。
英「お嬢さん・・なんかの間違いでしょ」
背中を向けて立ち去る英・・。
バックに、チャイコフスキーの「ピアノ・コンチェルト」が流れる。カカ・・カッコイイイーーー
いやはや・・このシーンの素晴らしさは、映画を観てないとわからないですね
とても文字では説明できませんし、伝わりませんね。すみません
昨日のアクセス数は、1041PVでした。ありがとうございます。
若い世代には、無理かも・・(笑)