疾風の如く!

美人画と弓道に生きる日々。

「冬の華」 高倉健

2016年02月18日 | Weblog






映画「冬の華」(1978年公開)を観て感動した。

このヤクザ映画は、過去の健さん主演の作品とは、一味も二味も違っていた。


ヤクザ男の哀しみ・・哀愁がどこまでも深くにじみ出ていた。

高倉健の「男気」が、「背中」が、どうしようもなくカッコ良過ぎる・・!!




特に、最後のシーンにはしびれた。

英(ひで):高倉健 、洋子:池上季実子


17歳の美しい娘に成長した洋子は、英が、かつて殺してしまった男の娘である。

英は、15年の服役の間、ブラジルに住むおじさんと偽って、洋子に手紙を送り生活の支援もしていた。

なんとか罪をつぐないたいという気持ちが、英にそうさせていたのだ。


服役後、英は自分のことを隠していたが、数回の出会いの中で、洋子には「もしかしたら、この人が・・!!」という思いがよぎるのだった。

だが、洋子は、夢にまで見た最愛のおじさまが、実は、自分の父を殺した男であることを知る由もない。



洋子「おじさま?・・そうでしょ?」

英「・・なんの話ですか?」

洋子「・・・・!」


立ち上がった英の行く手を塞ぎ、じっと見つめて行かせまいとする洋子。

洋子は、英に、目で「なぜ隠すの!?貴方があのおじさまでしょ?本当のことを言って!」と切々と訴える。


英「お嬢さん・・なんかの間違いでしょ」

背中を向けて立ち去る英・・。

バックに、チャイコフスキーの「ピアノ・コンチェルト」が流れる。カカ・・カッコイイイーーー



いやはや・・このシーンの素晴らしさは、映画を観てないとわからないですね

とても文字では説明できませんし、伝わりませんね。すみません





昨日のアクセス数は、1041PVでした。ありがとうございます。





コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今夜も稽古 | トップ | 高倉健さん。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (荒谷)
2020-01-06 10:55:03
観ないやつには、理解不能。背中で表現あり。現代人無理です❗
高倉健 (トリトン)
2020-01-07 07:24:10
高倉健の男の魅力がわかる世代というのがありますね。
若い世代には、無理かも・・(笑)

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事