いつも女性ばかり描いているので、
たまには、男性も描こうと思った。
どうせ描くならカッコイイ男がいいと思ったので、
ケビン・コスナーとかリチャード・ギアのような顔が良かった。
それで、出来た絵を、つい調子に乗って「自画像」としてFacebookに出してしまった(笑)
自分の事を知っている人からしたら、爆笑ものであり、ウケを狙ったのだが、
実は、素顔を知らない人にとっては、それが本当の自画像だと思えたらしい。
Facebookには自分の写真がいくつも載っているので、フェイクだとすぐわかるはずだが、
信じてしまった人たちには、期待させて申し訳ないことをしたと思う・・。
思うに、顔とは看板である。
その人物の入り口にあるものだ。
店なら看板を見て、何を売ってる店か見当がつくように、
人の顔や服装を見れば、どんな人なのか、なんとなく察しがつくものである。
ちなみに、美形というのは、入り口としてはいいわけだが、
人柄や性格、知性や価値観といったものが、期待外れということもあったりする。
外見が良いから、中身まで良いとは決して言えない。
看板がイケメンだからといって、中に入れば、酷いぼったくりだったりもするのだ。
自分の美人画は、店の看板描きみたいなものである。
そういうわけで、今回偽ってしまったのは、やはり反省もしなくてはいけない。
まあ、楽天モバイルみたいに、数百万人を騙したわけではないから、罪は軽いだろう。