fhána(ファナ)の人がこの作品のことを端的に言っていました。「異種間の違いを認めたうえで、それをすり合わせていくところにこの作品の魅力がある」というようなことだった。人間とドラゴンという極端なものであるが、異人種間、異県民間、男女間などに置き換えてみると分かりやすいかもしれない。自分とは違うからと排除せずに、違うということを受け入れる寛容さを持つことで大抵のことは楽しむことができるのではないか。そうすれば世界中の争いごとなんか無くなるかもいしれない。この作品を更に深いものにしているのは、正にその違い:人間とドラゴンの寿命からくる避けられない別れを内包しているということ。そういうことを直接的に描いているわけではない。基本コメディでありながら小林さんとトールがこのまま暮らし続ければどうなるかという悲哀が奥底に感じられる。トールの悲しみは「エマノン」のそれと共通するか。
カンナちゃん推しとしてはクロエの登場する回は神回だった。
第3期も是非制作してほしいものです。
fhána - 愛のシュプリーム!(TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』OP主題歌) - Official Music Video
主題歌の最初のリフは中毒性があります。