越冬組の幼虫たちが全部羽化して旅立っていったのも束の間で、今年の夏組の幼虫たちが続々と増えている。
アオスジアゲハは初めて。庭の楠についていた。この楠は基本切り株状態で、切り株から毎年新しい枝が伸びてきて隣のガレージに伸びるのを刈っていたのだが、その刈った枝についていた。終齢幼虫だっだので、ほどなくして蛹になった。
角のような突起がナミアゲハやキアゲハと違い特徴的だ。
蛹になってから11日目くらいに中が透けて翅の色が見えてきだして、そろそろ羽化が始まる予感。
次の日には全身が黒く中身が透けてきていよいよか。
中身と密着していた蛹の外皮と離れてくる
こうなると時間の問題。突起した部分が空洞になっているのがわかる。これはいったい何のためにあるのか。密着している外皮と分離するための空気抜きの役割があるのかと勝手に思っているのだが。
|ω・`)ノ ヤァ こんにちは世界。幼虫と同じ生き物なのに羽化するというのは生まれるという感覚になってしまう。残念ながらこの瞬間をリアルタイムで観られなかった。
蛹から羽化するのは脱皮するのだが、実は幼虫から蛹になるのも脱皮なのだ。これが不思議で、どうやって糸で蛹を固定しているのか謎である。
無事に生まれ出た。
翅もちゃんと伸びた。このデザインと配色。自然にはかなわない。
夏組はサイクルが短いので蛹化、羽化ラッシュになりそう。