今年の初詣は元旦に愛宕山に登った。元旦から登山なんてあまり気が進まなかったが登ることになった。愛宕山には何度も登ったことがあるが、いつも登るのは清滝から登る清滝ルート。今回は登ったことのない水尾からの水尾ルートで登ることになった。
最寄りの駅はJR保津峡駅。ここに降り立つのも久しぶりだ。当初、日の出前の真っ暗な時間帯に登って頂上で初日の出を拝むというプランだったが、初めて登るマイナーなコースを真っ暗な中進むにはあまりにもリスクが高いということに気が付き、日が昇ってからの登頂することになった。
登山口まで約4キロある。水尾の里まで徒歩。当然バスは走っていない。水尾の里は「柚子」で有名らしい。
登山口に到着。駅から登山口まで約45分。 ジョウビタキの雄。
そして登り始めるのだが・・・。思わず「え~」という心の声が漏れる。ずっと同じような急傾斜の坂道。さほど変化のない景色。水尾ルートは時間を短縮できるかわりに
単調で同じ角度の傾斜が延々と続く。清滝ルートは随所に休憩できる平場があるのだが、こちらは全くなし。
そして「水尾わかれ」に到着。ここで清滝ルートに合流。確かに時間的にはかなり早い。景色は清滝ルートのほうが変化に富んで面白いが時短で登るなら水尾ルートだと思う。
水尾別れまできたら結構汗びっしょり。着替えを用意することをお勧めする。自分は不用意であったが。
流石に山頂近くになってくると残雪が目立ち始めて肌寒い。
参道に社務所。見慣れた風景だ。
あともう少し。
山頂の愛宕神社に到着。山頂はやはり寒い。無料で振舞われているお神酒をいただき、火伏のお札を購入して、おみくじを引いて任務完了。因みにおみくじは中吉。悪いことは書かれていなかった。
山頂は寒いので早々に下山。下山は清滝ルートで。山登は降りる時のほうがダメージが大きい。降りて1~2日は膝が痛くて大変だった。
今年は良い年になるだろう。