バードマンズBAR改~むしろトリ

映画、音楽、アニメ、漫画、女優など興味あることについてつぶやきます。

愛宕神社~地藏山

2020-12-31 18:14:27 | 登山

今年の元旦に愛宕山に登ったので、愛宕にはじまり愛宕で終わることになった。今回は月輪寺コースで登ることに。

この日は晴れの予報だったが朝から濃い霧が立ち込めた状態。

少し寄り道して「空也の滝」に向かう。空也上人が修行したとされる滝だ。

滝行が出来るそうだ。役行者の像や不動明王像が安置されていた。

霧が濃くて、さほどの標高でもないのに下界に雲海が見えるかのような錯覚を覚える。

月輪寺に到着。

野生の鹿だろうか。お出迎えを受ける。人に慣れているようで、近づいても逃げない。

清滝ルートよりも登りが急なような気がするの気のせいだろうか。中々ハードだ。

登山道の至る所に土を掘り返した跡がある。近くには動物のフン。猪だろうか。木の根を食べているという話もある。今年は山にドングリなどの餌が少ないと聞くが、登山道を掘り返さなくても他所でもよかろうと思うのだが。

宕神社に到着。古いお札を返納し新しいお札を購入。そこそこの登山客がおられた。意外と早く到着したので「地蔵山」に向かうことになった。

愛宕神社の裏手から向かうのであるが、車が通れるようにか整備が行き届いていて歩きやすい。

旧愛宕スキー場を横切り地蔵山に向かう。

スキー場の名残りか滑らかな山肌。愛宕と違い岩が少なく土なので歩きやすい。

木の背丈が低く視界が広い。

地蔵山近景

突如現れる謎の建造物。地図には「反射板」とあるが、何を?反射するのか謎だ。

反射板の裏手にあった鉄製の何か。信号用器具? 製造年月日41年3月。昭和41年だろうか。

山頂到着。京都の最高峰は愛宕だと思っていたが地蔵山のほうが高いではないか。愛宕は924m。でも実は「皆子山」が971mで京都最高峰。知らなかった。大学教授が発見し、奥様の名前を付けたそうだ。

こちらは「竜ヶ岳」こちらは今回は登らないがまた行くことがあるだろうか。

山の上の倒木は面白い。地上とはストレスのかかり方というか環境の厳しさをもろに反映して奇妙な形を形成する。

下山途中に微かに比良山が望めた。

スキー場跡に誰かが吊ったハンモックがあった。晴れた日の昼下がりなど気持ちよさそう。

 

今年はこれでお終い。よいお年をお迎えください。

 

 

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チョウゲンボウ

2020-12-26 00:34:34 | 生き物

今通っている仕事場は田園地帯で大規模開発が行われるところなのだが、そこで小型の猛禽類を見付けた。町で見かける猛禽類はトンビくらいなので、他の野生の猛禽類を見るのは初めてだからテンションが上がった。

いつも同じ電信柱の上に来るのだが中々カメラに収められなかったのをようやく撮影に成功した。

鳩くらいの大きさ。クチバシを見ると立派な猛禽類。

頭の色が灰色なのは雄らしい。雌は褐色だそうだ。

冬なので毛が膨らんでいて、精悍というよりも可愛らしい。

「何か用でも?」という風にカメラを構えるこちらを一瞥。

どうもこの上で捕まえた何かを食べていたよう

大規模開発で彼らの居場所が無くなるとしたら悲しいことだ。

別天地でたくましく生き延びてほしいと思う。

 

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比良山系武奈ヶ岳

2020-12-19 10:42:24 | 旅行

12月の初旬にスケッチ目的で知り合いの方に連れて行ってもらった。最初は12月に山でスケッチなんて寒くてそれどころでは無いだろうと思って気が進まなかったのだが、天気予報では晴れて暖かい予報だったので参加させていただいた。

比良山は昔に登ったことがあったが、かなり久しぶり。車で「ガリバー旅行村」というレジャー施設のあるところまで行き、そこから大すり鉢~八淵の滝を目指す。

米原でもそうだったが、比良も標高の高い所でも水が豊か。

かなりの巨石がゴロゴロしており、その合間を縫って綺麗な水が岩盤の上を流れる景色が美しい。

巨石と流木が織りなす景色は中々に魅力的でスケッチ欲がそそられる。

自分たち以外に一人だけ登ってきた人に会ったが他には誰も来なかった。そういう意味ではスケッチするには暖かい時期よりも寒いこの時期の方が適しているのかもしれない。

多分一つ一つに名前が付いているはずだが良くわからない。日本の滝100選にも選ばれる名所でもある。

夏に来ると鬱蒼としていてもっと薄暗いそうだ。落葉樹が多いということか。

巨石の苔むした様子はラピュタのような古代遺跡の廃墟を彷彿させる。

所々に人工的に積まれた石組み基礎があったが、炭焼き小屋の跡ではないかということらしい。

 この滝にたどり着くまでの道のりは結構険しく鎖場もあり難所もあったが、思ったより距離も短くてそれほど疲れず、道も変化に富み面白いコースであった。ただ、一人では絶対来られない所であるのは確か。慣れた人の案内が無ければ無理。今回連れて行ってもらえたのは幸運だと思う。

最後に今回のスケッチスケッチ

帰ってから若干の着色を施したもの。巨石と流木の絡み具合が天然のオブジェになっているところに惹かれた。大きな流木が巨石に引っかかるほどのダイナミックな水の流れがあったことを物語る。

また来ることがあるだろうか。

 

 

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