バードマンズBAR改~むしろトリ

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狛犬紀行

2020-06-13 17:10:31 | 狛犬

狛犬に興味があるというのは以前から公言しているが、最近本屋で狛犬の写真集を衝動買いしたのだ。

普通の狛犬は載せていない。個性的な風貌の狛犬たちがひしめいている。ここに紹介されている狛犬の一つが地元京都で県をまたがずいける距離にあるので会いに行くことにした。

京都鹿ケ谷にある「大豊神社」。狛犬の鎮座する鳥居が見えてきた。

参道の最初に鎮座している狛犬。

よくあるタイプのもの。決して悪くないがこれは目的の人たちではない。

この大豊神社。狛ねずみが居ることで有名。今年の正月に詣でられた人も多いのではないか。

哲学の道をすぎるとまもなく見えてくる。

二組目の狛犬たち。これも悪くない。中々雰囲気がある。一つの神社に一組の狛犬たちとは限らない。多いところには何組もある。個人が奉納することで増えるみたいだ。

いよいよ参道。両サイドに草木が生い茂り良い感じ。

3組目。これが目的の守護獣。角のないほうは獅子。阿形だ

台座に奉納された年が刻まれている。昭和53年。新しい。基本的に古いもののほうが好きだが、新しくても面白いものは面白い。

角のある方、狛犬。獅子よりもやはり角のある狛犬のほうが好みだ。口を閉じている方が好きなのかもしれない。閉じているのに歯が見えているという表現に惹かれるのかもしれない。上あごのほうの歯しか見えていない。

口のラインが波打ち、まるでワニの口のよう。

やはり狛犬のほうがただならぬものを感じる。

目的は達成したが折角なのでもちろん本殿にお参りする。

途中の灯篭のまわりに何故か多数の置物が。鞍馬寺のトラの鈴もみえる。

4組目。本殿前に鎮座する狛犬。正規の者だろう。

こうして観ると3組目の狛犬たちの特殊さがわかると思う。

本殿の横にお稲荷さんがあった。狛狐というのだろうか。これもなかなか雰囲気のある像だった。

そして本来ならメインにするべき狛ねずみ。

ネズミ年。十二支の最初の年は大変な年になったものだ。12年周期の最初に生活様式そのものに変化をもたらす事態になったのはなるべくしてなったようにも感じる。この変化がより良いものになるようにお願いしてお参りをすませる。

この神社は草木が生い茂り雰囲気のいいところであった。一応狛ねずみ押しではあるが、それほどの商売気もなく静かで良かった。

スケッチできなかったので写真を見ながら描いてみた。

するつもりのなかったネズミの置物くじ(おみくじ)だが引いてしまった。結果は「吉」そこそこ悪くないようだ。

コメント
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