「岡山9条美術展」を観賞し、私にはどんな能力があるだろうと自問自答
決して自慢する訳ではないが、私の小学生時代はけっこう可愛かった。いやいやそれが書きたいのではなくて、小学生時代は図画工作、音楽、習字などは全てむ5段階評価で全て2だった。自慢しているわけではないのだが…。
それは今も続いていて、字はなんともヘタ。就職したら上司から「官吏ともあろう者が、人が読めんような字を書くな」と言われ、ある時はあるところへFAXを送ったら、「(正しく送信しているのに)裏で届いたから、もう一度送信して」と言われたりもした。
歌について言えば、母から「あんたは歌がヘタじゃから、人前で歌われなよ」
と言われ、スナックではお店の若い女性に「歌の一つも歌えんのかな」と叱られたことさえある。この歳になるまで、それ故カラオケも歌ったことがない。
そして、絵で言えば、写生の時間に、しっかり写したつもりなのに、先生から「こうやって抽象的に書くのも面白いね」と言われたりもした。
こんな形で生きてきたので、コンプレックスの塊の私。
そんなことを思い出したのも、昨日「岡山9条美術展」を観賞し、ご縁をいただいている方々の作品を観たから。みなさん、とてもステキな作品を製作・展示されている。凄いなと感心しつつ、魅せられた。
なんの能力もない私に生存の意義はあるのだろうかと、自問自答もした。