11月24日(火)の山陽夕刊に、「原発性アルドステロン症」が大きく掲載された
この11月24日(火)は、今苦しんでいる風邪の熱が上がった日だ。この日の朝、37.6℃を記録して以来、未だ安静を余儀なくされている。
この日の山陽新聞夕刊の「ヘルス&ライフ」欄に、「高血圧 10%は副腎の異常」との見出しで、これまた私がお付き合いを余儀なくされている「原発性アルドステロン症(PA)」(=副腎からのホルモンの一種が過剰に分泌されて高血圧になる)について書かれている。
記事では、この患者が「高血圧の1%以下とされてきたが、近年の研究で10%前後に上るとの考え方が有力になってきた」と書いている。
そして、「副腎は左右それぞれの腎臓の上にある臓器で、さまざまなホルモンを分泌する。アルドステロンはその一つで、腎臓に働いていたナトリウムを取り込み、カリウムを捨てて血圧を上げるが、副腎に異常があり必要以上に分泌されると高血圧になる。これが『PA(=原発性アルドステロン症)』だ」と、我が病について詳しく説明してくれている。
片側性の場合は、摘出により完治もあると、「66年に副腎を摘出し、80代半ばになっても血圧は正常」という患者さんも紹介されている。
このPAについては、「両側性の異常」は、「従来5%ぐらいといわれたが、最近はもっと多いとされている」とも書かれている。記事では「3,500万人の日本の高血圧患者の中で、PA患者は百万人単位」だそうだが、もしPA患者数が10%と仮定すると350万人となる。その中の5%となると全国で約17万5千人程度しかいない患者の一人が私ということになる。
この「原発性アルドステロン症」の症状の特徴は、高血圧とカリウムの低下だ。この二つの症状があれば、岡山大学内分泌内科・大塚先生がPAの権威であり、受診されることをオススメする。この先生の診察日は、毎月曜日である。とても信頼できる先生であり、私が絶対的な信頼を寄せている先生だ。