笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

俳句について

2017-08-03 22:48:43 | 日記
会社の現役時代は文字通り仕事人間で、仕事以外では平日夜は、連日、飲み屋で酒を飲みカラオケを歌い、土日のどちらかは、ゴルフに行くと言う生活でした。

退職してからは、平日夜の飲酒・カラオケはなくなり、ゴルフが平日の昼間になりました。

そんなことから、篠笛を習うことにして、ゴルフと二本立ての趣味で、7年間過ぎました。

ところが、70歳を過ぎて、急に興味が無くなり、練習もしませんから成績も全くダメです。
75歳になったら、運転免許証も返還するつもりでいます。

そんなことから、今年1月に、会社のOB会に「俳句同好会」を立ち上げました。
講師は、会社の大先輩で、月に2回の句会では、メンバー全員の句を添削してくれます。

木曜日のプレバトの夏井先生の添削は、殆どが彼女好みの「句跨がり」への訂正ですから、「なーるほど」と思っても、次にやって出来るものではありません。

我らが先生は、原作を最大限生かして添削してくれます。

俳句を始めるまで、山頭火は知っていたものの、現代俳句の金子兜太さんはしりませんでした。

雑誌でみると、子規は芭蕉よりも蕪村の俳句を好んでいたようです。

我らの先生は、その流れの伝統俳句で、ポイントは、次の三点です。

*有季定型ー5・7・5と季語を守る
*花鳥諷詠ー自然を題材とする
*客観写生ー見たものを写すように詠む

笛の仲間で、俳句の先輩のYさんが写真をやり、我らの先生が水彩画をやっているのが頷ける。

子規が芭蕉の句「五月雨をあつめて早し最上川」よりも、蕪村の句「五月雨や大河を前に家二軒」の方が良いとした理由は、このポイントに照らして見ると良くわかる。

そんなことで、今日も散歩しながら、句を作りました。


人気無き昼下がりの庭百日紅


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私は、若手落語家・柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。
http://ameblo.jp/y-kichiroku/
コメント
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