笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

吉緑が予選に勝利ー第19回さがみはら若手落語家選手権

2020-01-26 22:09:04 | 日記

毎年、この時期に、神奈川県相模原市の橋本駅前にある、杜のホールで、「若手落語家選手権」が開催されている。

私が応援している、柳家吉緑が、今日開催の予選第2日目の勝利者となり、3月8日の本戦に駒を進めた。

この大会は、二つ目の落語家が、持ちネタの中の自信のあるネタを演じ、観客の投票で勝利者を決めると言う方式である。

毎回5人ずつ、4回の予選会の勝者と各回の2番手の内最も惜敗率の高位の1人計5人で、決勝戦が行われる。

会場は、有料である上、チケットのまとめ買いも枚数制限があり、いわゆる組織票を集めることは難しくなっている。

演じる順番は、当日、壇上で抽選で決めるが、今日の出演者の順番と出し物は、次の通りである。

柳家吉緑「締め込み」

立川志の彦「そば清」

瀧川鯉白「ハローワーク」

桂伸べえ「新聞記事」

三遊亭伊織「棒鱈」

いつもの高座なら、話を楽しむだけですむが、大会と言うことなので、自分なりに次の項目を採点しながら聴いた。

・前ふりから導入までの展開

・語り口の滑らかさ

・登場人物の語り分け

・動作・身ぶり手ぶり

・「落ち」の切れの良さ


さすがの吉緑も、一番バッターと言うことで、最初は緊張が見られ固さが感じられたが、総じて、ほぼ実力通りの熱演だったと思えた。

私の予想では、学士会寄席や「いだてん」のエキストラなどで活躍しており、地元・神奈川県大和市出身でもある三遊亭伊織が、吉緑のライバルになると考えていた。

結果的にも、語り口・動作には差が無く、語り分けでは吉緑の方が女性らしさが優れていたと言う、僅差だと思った。(「落ち」についても、伊織は「唐突さ」があり分かりにくかった)

全員が演じ終わり、観客の投票が終わったところで、3つの協賛団体から特別賞が提供された。

何と、三者とも、三遊亭伊織に与えられたので、この時点では、「伊織の勝ち」と思われた。

しかし、投票結果の発表で、「吉緑の勝ち」が告げられると、吉緑の満面に喜びが溢れた。
私の周りでは、「よかった」と言う、安堵の声が溢れた。

伊織は、第2位になり、惜敗率でも、第1日目の2位を上回り、決勝戦進出の可能性を残した。

吉緑には、自信を持って、是非、体調万全で決勝戦に臨んで欲しい。

「多摩丘陵越え雪の富士輝ける」(笛吹朗人)


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私は、柳家吉緑さん(千葉県東金市出身)を応援しています。

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脂漏性角化症

2020-01-22 12:55:43 | 日記
難しい病名ですが、別名「老人性イボ」=加齢による良性腫瘍だそうです。

2~3年前から、右頬に黒斑が出来ましたが、平らで痛みもなかったので、それこそ「老人性のシミ」と考えて放置していました。

ところが、昨年夏ごろから、膨らみ始め、時々、チクッとしたりするし、同期のOさんが皮膚癌で鼻の下を手術したと言う近例もあり、「もしや皮膚癌か?」と心配になって、9月に千葉大病院で診察を受けました。

その時は、塗り薬を塗って写真を撮り、「半年間、変化を見て判断する」と言われました。

今日、再診察した結果、「脂漏性角化症」つまり「老人性のイボ」と診断されました。

「治療して取るか?」と訊かれたので、「お願いします」と言ったら、「手術ではなく、ドライアイスで焼いて、徐々に消して行く」と言われました。

先生が紙コップにドライアイスを入れて来て、棒の先に付けた脱脂綿を浸しながら、患部にポンポンと付けて行きました。

最初は何も感じませんでしたが、次第にチクチクして来ました。
「全く何も感じ無い程度では治らない」と先生は言うので、子供の頃に「男だろう、泣くな!」と母に言われたのを思い出しながら、頑張りました。

先生の説明では、「やがて水疱が出来て、瘡蓋になり、それが取れるが、清潔にするだけで、何もつけなくてよい。今日、風呂に入っても良いし、生活上、特に変えなくても良い」と言うことでした。

どうやら、インクで紙に書いた黒丸を、丁寧にインク消しで、徐々に消して行く要領らしく、次回は、2月半ばに同じように治療すると言うことです。

今日の治療費は、1070円でした。


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地鎮祭

2020-01-21 21:47:34 | 日記
我が家から、約3分のところのモノレール駅前に、回転寿司屋がありましたが、昨年10月が消費税導入を機に、撤退しました。

約500坪の空き地に何が出来るのか、注目していました。

今朝、散歩の時に、地鎮祭をしていました。

どうやら、参加人数からすると、企業関係ではなさそうです。

かといって、場所柄、個人の家でもなさそうです。

推察するに、貸家・貸しアパートかな?と思いました。

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初発表会

2020-01-18 23:13:41 | 日記
今日は、センター試験の日でした。
不思議なことに、毎年、この日は天候が荒れ模様です。
今日も、雪の心配がありました。

私は、今日は、蒲田で、今年最初の発表会があり、久しぶりに7時10分の電車に乗りました。
雪ではありませんでしたが、冷たい雨が降っていました。

今日の発表会は、会社のOB会の音楽愛好家の会で、第1部は愛好会メンバー6組、第2部は会社のオーケストラのメンバー2組、最後は会社の先輩の子弟のプロ音楽家2組の計10組です。

第1部は我々1組が篠笛で、他はポピュラー1組、クラシック4組、第2部はいずれもクラシック、プロは1組がジャズ、1組がクラシックと、圧倒的に洋楽です。

私は、1年先輩で、篠笛教室は別のUさんと、「まほろば」の二重奏を吹きました。
Uさんの方が腕前が上なので、私が第1パート、Uさんが第2パートでやりました。

幹事から、「曲に相応しい服装で」と言うドレスコードが示されたので、我々は、紋付袴で吹きました。
写真は、楽屋で着付けを終えたところです。

朝のリハーサルで、吹き出して間もなく、暗譜が飛んでしまい、本番でも飛びはしないか心配になりました。

以前、教室のT先生が、発表会の演奏間際まで楽譜を読み込んでいたのを思い出し、楽譜を何度か読み返しました。
更に、第1部のトリに演奏するOさんが、リハーサルの後も楽屋で、小さい音で何度も吹いているのを見て、私も何度か吹いて見ました。

それらの効果があってか、暗譜が飛ぶことはなかったのですが、2人が掛け合いで吹くところの私の分の1部を飛ばしそうになり、慌てて吹きましたが、少し間が出来てしまいました。

トータルとして、私の実力に対しては、80点だと思います。
残り20点のうち、10点は、掛け合いで間が抜けてしまったところ、5点は、気分的にゆとりを持って吹けなかったところ、最後5点は着付けの問題です。

紋付袴を格好良くするため、家内は、お腹にタオルを巻けと言うので巻きました。更に、着物の懐に手ぬぐいを入れました。

私は、笛は腹式呼吸で吹くので不安がありました。
家でも、1度はその服装で練習して見たので何とかなるかな?と思っていたのですが、ただでさえ緊張する本番では、腹が窮屈な感じがして、長音が出にくくなりました。

次回の発表会は、来月18日に、千葉の青葉の森で、「さくら桜散りぬるを」を吹きます。

今度は、実力通りの出来で吹けるように、頑張ります。

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最後の「音合わせ」

2020-01-14 20:50:33 | 日記
今日は、午前中から、新宿に行きました。

今度の土曜日の発表会で、笛の二重奏(「まほろば」)を吹くので、最後の音合わせのために出掛けました。

二人とも、キャリアも先生も違うのですが、これまで、2カ月近くそれぞれの練習を重ねて来たこと、2回の音合わせをしたことから、今回は、それぞれのスピードの合わせと2人が一緒に吹くところ・掛け合いになるところのタイミング合わせなど、細かいところを合わせました。

後は、当日、どれだけ落ち着いて吹けるかです。


その後、大久保にある俳句文学館を訪ねました。

ここには、俳句関係の書籍
がある図書館があるので、私が会員になった「沖」誌の創刊当時に掲載されている論文をコピーしてもらいました。

帰りの電車で読みましたが、大変参考になりました。


その後、日本橋丸善で、東山魁夷版画展を見ました。

東山魁夷さんの絵画は、詳細なスケッチと下書きを踏まえての、象徴的な描き方で、俳句の作り方に大変参考になります。

その中でも、京・東山に上る月の光に浮かび上がる桜を描いた「宵桜」が、私のお気に入りです。

https://blog.goo.ne.jp/preparation4/e/e28384cd546934f35970e1aa7dbf6f77

東山魁夷版画展と言うので、東山魁夷さんが特別に残された版画の展示会と思って行ったら、そうではなかった。

そうではなく、東山魁夷さんが、自分の絵をより多くの人に見てもらいたいと言うことで、絵を版画にもしていたと言うことでした。

作品の特徴に合わせて、木版画、リトグラフ、シルクスクリーンを選んだそうで、それぞれに印刷ナンバーと落款(中にはアルファベットのサインも)が押されていました。

没後に復刻版として作られた物は、落款もサインもありません。

販売価格は、安くて数十万円、高いのは数百万円でした。

「お一つ如何ですか?」と声をかけられたが、架けておく部屋も、先立つモノも無いのでお断りした。


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