笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

柳家吉緑ーー廓話も素晴らしい

2016-05-29 00:01:10 | 日記
今日は、昼から、以前書いた「笛の大学院」=都賀教室で笛の稽古をしました。


この教室の練習スタイルは、まずは、その季節の唱歌を10曲ほど全員で吹きます。


その後、H先生が採譜をして篠笛の楽譜に落とした歌謡曲など数曲を、初見で合奏します。

今日は、懐かしい黛じゅんの歌を吹きました。(難しかったです)


それから、両国に行き、本所で落語を楽しみました。


若手で、本格的落語の期待の星である、柳家吉緑さんの第5回の独演会です。

吉緑さんについては、ホームページをご覧下さい。

http://yanagiyakichiroku.wix.com/kichirokuofficial


今日は、前座の春風亭一花さんが、「金明竹」を軽やかに演じました。


ボーイッシュな彼女が、関西弁をそれらしく話すので、てっきり関西出身と思ったら、浅草橋の商家の娘さんとのこと。
落語界も女性の進出が著しいようで、笑点の新しいメンバーが女性なんてことに?


吉緑さんの最初の話は、お馴染みの「元犬」です。
一緒に行ったnさんは、「この落語の面白さが、今一つ分からない」と言うのですが、私は、有り得ないバカバカしさを、話し手が精一杯演じていることに、面白みを感じます。


前回聴いた時より、いちだんとバカバカしくなっていました。


ゲストの林家楽一さんの紙切りは、「無理な題材を言われたら、無関係のものを切ってしまう?」と言いながら、素晴らしい切り絵を見せてくれました。


本日の吉緑さんのメインは、「紺屋高尾」です。
吉緑さんがプログラムで、「師匠(柳家花緑さん)の十八番」と言っているように、現役では花緑、志の輔、歌丸が、先輩では先代・圓楽、圓生、談志、文朝と言う、「本格的語り」を大事にする落語家が十八番とする話です。


有り得ない話しを、話し手の話し方だけで、観客に「もしかしたら、有ったかもしれない」あるいは、「出来たら有って欲しい」と思わせる話しです。

落語の席なのに、話に引き込まれて、客席が静かになってしまうほど、素晴らしい話しぶりでした。


本格的落語家として、確実な成長を示している吉緑さんに期待します。

吉緑さんのホームページで日程を見て、是非一度、話を聞いて見て下さい。
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NHKがG7よりもオバマ大統領の広島訪問を優先して放送

2016-05-27 20:02:58 | 日記
今日は、G7の2日目でした。


ロシア、中国、ブラジルなどを含まないとはいえ、世界のトップリーダーが集まり、更に2日目はアジア・アフリカのリーダーが加わり、経済・安全保障及び開発に関して議論をして、A4版31ページにわたる詳細な首脳宣言も発せられました。


G7の後、アメリカのオバマ大統領が、「現職」大統領として初めて、広島・平和公園を訪問し、原爆記念館をみた後で、メッセージを読み、被爆者団体のリーダーと会話をしました。


NHKは、7時のニュースで、真っ先にオバマ大統領の広島訪問を伝え、G7を後回しにしました。


私は、日本の国内的にはともかく、国際的に見ると、G7参加の各国に対し失礼にあたるのではないか?(日本の国際感覚がボケていると見なされる)と思いました。
ー外務省のホームページで首脳宣言を読めます。


「安倍さんは、参議院選挙に向けて、G7で消費税上げ延期のお墨付きをとり、オバマ大統領の広島訪問で安保法制(日米安保の強化)の後付けをとるのが狙い」と言う説に、「座布団を上げたい」と思ってしまいます。


また、オバマ大統領の広島訪問については、「日米安保を巡っての日本の与党の自主防衛意向(憲法第9条改正)と野党の反アメリカ運動(特に共産党を含む野党共闘)」=(いずれもアメリカ離れの気配)に対する、アメリカの予防策の1つ(日米同盟関係の土台になる日本国民の親米感の醸成)だと言う説も、あながち読み過ぎだとばかり言えないように思う。


いずれにしても、国際政治と国内政治が深く絡み合う難しい時代になったことを考えて、ゴールデンタイムでも深みのあるマスコミ報道を期待したいと思います。


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発表会のDVD を見て(太鼓が合わせてくれましたことが分かりました)

2016-05-25 21:30:37 | 日記
今日、4月23日の横浜能楽堂での発表会のDVDが届きました。


発表会の事務局からではなく、T先生のお知り合いのHさんが撮影して編集してくれた「生」です。


youtubeに比べて、画像がシッカリしており、音もハッキリしていて、「素晴らしいDVD」でした。


発表会の事務局からのDVDは、多分、綺麗に音が調整されていると思いますので、生の演奏がわかるのは有りがたいです。


早速見ると、私は、肩に力が入り、脇がゆとりが無く、全く前を向けていません。(先生の日頃の教えが守れませんでした)


(実は、舞台を終えた時、脇の下は、半天まで汗びっしょりでした)


締め太鼓を叩いてくれたT先生の心配そうな様子、大太鼓を叩いてくれたK先生が私の荒れたリズムに合わせるのに苦労している様子、太鼓のリーダーのDさんが、「え?今何を吹いているの?」と何度も言っている様子がハッキリ分かります。

急遽、鉦を叩いて下さったYさんは、「何ともリズム感の無い笛だな」と思いながら、シッカリ合わせて頂きました。


皆様、ありがとうございました。


最初の「屋台」は、中の切りの繰り返しが抜けただけと思っていたのですが、教室一の速吹きのMさんに負けない速さでした。


「昇殿」は、練習通りの実力が出せたかなと思います。


「鎌倉」は、練習の時と同じように、「長い鎌倉」のところで不要な繰り返しをしていました。


「四丁目」は、実力以上に速度が速く、また、繰り返しのところからは、Dさんが言われるように、「全く違うメロディー」になりました。


「戻り屋台」は、速度は最初の屋台よりゆっくり出来ましたが、中の切りの途中からは、全く違うメロディーになりました。


発表会の時は、「太鼓を止めないで済んだ」と思っていましたが、実は「太鼓が止めずに合わせてくれた」のだと言うことがわかりました。


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大国魂神社での婚礼に参列し、越後獅子を吹きました

2016-05-22 14:21:03 | 日記
今日は、武蔵府中の大国魂神社で姪の結婚式があり、参列しました。


控え室から拝殿まで、笙、シチリキ、龍笛の演奏が先導してくれました。


神殿での厳かな式は、本当に久しぶりでした。


披露宴の最初に、私から頼んで、長唄「越後獅子」を吹かせてもらいました。


今月初めから練習しており、暗譜でも吹けるかなと思ったのですが、結婚式ですので間違うよりいいとおもい、楽譜を見ながら吹きました。


篠笛の経験者がいなかったので、専ら「素晴らしい」と大好評でした。


nさんからは、「長唄に切り替えか?」と言われていますが、発表会で正座が出来ないので、無理ですね。

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宇都宮高校の同級会

2016-05-21 20:23:27 | 日記
私は、昭和38年に、栃木県立宇都宮高等学校を卒業しました。


それから10年位経ってから、地元で家業を継いだり、県庁などに勤めていたメンバーが中心となって、幹事をしてくれて、毎年、宇都宮で同級会が開催されています。


幹事の皆さんのご苦労に感謝します。


卒業時は、360人だったと思いますが、今回、学校で連絡先が分かる269人に幹事から往復ハガキで開催の案内を出したが、97人からは、返事がなかったそうです。(幹事としては、力が抜けますね)


今回の出席者は38名で、三分の一位は顔ぶれは変わるものの、人数はほぼ例年通りです。


男子校なので、各人の自発的意思以外、積極的誘因がありませんが、遠く、木津川市から参加した人もいました。


参加者のうち、お医者さん、自営業など15名が現役で、ほとんどは年金生活者です。


近況報告では、圧倒的に、腰痛、耳、薬など、健康に関するものが多く、72歳の同級会らしかったのですが、片や、毎日ワインをボトル2本飲んでいるとか、農地を300坪やっているとか、婚活中だとか若さを誇っている人もまだいました。


幹事は、約束の時間が気になって仕方がないようでしたが、皆さん、時間にとらわれず元気一杯で話をし、自分が話終わると、隣の席の人との話に没頭して、それはそれは賑やかでした。


そういえば、耳が悪い人(補聴器使用者)が目立った同級会でした。


この一年で4人が亡くなられたと言うことだが、来年も是非会おうと誓って散会しました。


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