笛吹き朗人のブログ

器楽は苦手でしたがサラリーマンを終えた65歳から篠笛を習っています。篠笛を中心に日々のリタイア生活を紹介します。

一陽来復(イチヨウライフク)

2018-12-31 00:30:53 | 日記
昨日は、夜咄が11時過ぎに終わった後、お泊まりの皆さん(女性3人、男性1人)と、ハイボールを飲みながら反省会をした。

「フルコースの会席料理では、どの料理が最も良かったか?」と訊いたら、皆さん揃って、「揚げ物(ホタテの天ぷら)」だった。

何と、この料理は、昨日お茶事が始まってから、家内から、「ホタテの天ぷらを作って」と、材料を示された。
実は私は、これまで天ぷらは、1度も揚げたことがない。
しかも、家内は席中にいるので、自分1人でやらなくてはならない。

予め下味を付けてあったホタテを、卵白に漬けてから小麦粉をつけ、更に彩りのある粒々の粉を塗してから、紅花油で揚げた。
(粒々の粉の付きが悪いなと思っていたら、終わった後で、「先ず小麦粉を塗して、その後卵白に漬けて、その後に粒々の粉に塗すのだ」と言われた)

家内も夜咄の亭主は初めてであり、他の皆さんは夜咄そのものが初体験と言うことで、話題に花が咲き、寝たのは3時過ぎになった。


それでも今朝は、皆さん揃って8時過ぎには起きた。

有り合わせの物で朝食をとった後、簡単な句会をやった。
冬の季語である「夜咄」を使い、私を含み1人一句作って貰い、二句ずつ選句して貰った。
皆さん、いきなりの作句なのに、それぞれ出来が良かった。(私の笛の先生のTさんの句は、私の句会でも選ばれるようなレベルだった。)
選句では、良く出来た皆さんで、私の句と家内の句を選んでくれた。

皆さんが帰られた後、家内と私は、早稲田の穴八幡宮に「一陽来復」の御守りを貰いに出かけた。

65歳の時に大病をしたので、その時に、「これからは、健康で過ごせますように」と言う思いで、毎年、この御守りを貰いに行っている。

https://kotobank.jp/word/%E4%B8%80%E9%99%BD%E6%9D%A5%E5%BE%A9-433829

冬至の当日やその後2~3日は、大変な人出で、御守りを貰うまでに、3時間は掛かるが、今日は、スムーズで直ぐに貰えた。

それでも、神殿の混みようは、写真の通りである。
来年4月には、75歳になるので、改めて「よろしくお願いします」と頼んだ。


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夜咄の日です。

2018-12-29 13:56:06 | 日記
今日は、家内の夜咄の日です。

1番心配していた天候も、上天気に恵まれ、寒さも、風も弱くて、大助かりです。

今日は、夜咄にしては多人数の8人で、家内の社中の他に、私の笛の先生とその友人が、遙々と、東京の西部から泊まり込みで参加します。

私の役割は、いつも通り、先ずは、庭掃除です。
先日、1度掃いておいたので、大分、楽でした。

その後、木々や庭石、玄関に水を打ちますが、冬は乾きが遅いので、着物が汚れないように、庭石や玄関の水分はモップで拭き取っておきます。

そして、蹲を束子で洗い、手前の石の中の落ち葉は、ピンセットを使って取ります。

更に、躙り口近くの塵壷に常緑樹の小枝を切って入れて、竹箸を立て掛けます。

待合(濡れ縁)には、畳茣蓙を敷き、下座に円座を重ねて置きます。

最後は、躙り口の石に亭主の草鞋を置き、玄関にお客様の人数分の草鞋を立て掛けて、完了です。

午後、勉強の為に、手分けして、主菓子としんじょうを作ることからスタートです。

本番になったからは、私は、いつも通り、板場です。

ただ、外も家の中も、キッチン以外は電気を消し、行灯と手燭だけなので、注意が必要です。


家内も、亭主は初めてですから、どうなることやら。


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「神々の流竄」を読みました。

2018-12-28 12:14:04 | 日記
梅原猛の「神々の流竄」を、集英社文庫の古本(amazon)で買って読みました。

きっかけは、今、気になっている古東海道のことを調べている中で、鹿島神宮・香取神宮に関して、古事記や日本書紀に書かれている話からの繋がりです。

まず、聞き慣れない「流竄」とは、「罪によって遠隔の地に追いやること。流罪」だそうです。

この本は、別々に書かれた2つの論文、第1部「神々の流竄」と第2部「蔭の部分」とからなっています。

歴史学者や文学者ではなく、哲学者である著者が、神話、神社の禊ぎ・祝詞、万葉集等々古代の文献を自由自在に駆使して、古代史の謎を解明して行きます。

第1部では、出雲の神話は、出雲の出来事ではなくて、大和や北九州の古い支配者(大和朝廷以前)を出雲に追いやった結果の話である、と言うことです。

第2部では、古事記と日本書紀は、別々のものではなく、藤原不比等が元明天皇(女帝)の支配の正当性を裏づける(結果として、藤原一族の蔭の支配を確立する)為に、一族を上げて取り組んで作ったものである、と言うことです。

発表当時から、通説との余りの違いに、論議を呼びました。

参考までに、田原総一郎さんの論評をご覧下さい。

http://taharasoichiro.com/cms/2012/10/15/%E6%A2%85%E5%8E%9F%E7%8C%9B%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AB%E4%BC%9A%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%9F-%E5%93%B2%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AA%E7%99%BA/


梅原猛さん独特の、粘っこい文章で、読み手も粘りが必要ですね。

ご一読をお勧めします。


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御用納め奥歯一本ついに抜き

2018-12-27 19:27:28 | 日記
25日に不快感を味わっていた左側下の奥歯を、先ほど、抜きました。

私が、初めて歯医者さんに行ったのは、40歳の時です。
それまで、朝晩の歯磨き以外特別のことはしていませんでしたが、歯が痛むことがありませんでした。

この時も、左右の奥歯を削り、銀冠を被せてもらった程度でした。
その後、歳相応に、年に1度は歯医者さんのお世話になって来ました。

それでも、歯には自信があって、暴飲暴食をしながら、食後の手入れを怠っていたため、65歳を過ぎてから、歯槽膿漏になり、定期的に歯垢の除去と慌てて食後の手入れ(歯間ブラシ)をするようにしたものの、手遅れで、70歳過ぎには相次いで親知らずを抜くことになりました。

3か月おきに歯垢の除去と食後の手入れを丹念にしてきましたが、左右の下の奥歯は、時々は痛むようになり、その都度、抗生物質を入れて貰って来ました。

80歳20本を目指して頑張って来ましたが、ついに、今日、左側下の奥歯を抜くことになりました。

先生の注意を守って、血液サラサラの薬を控えて、夕方、歯医者さんに向かいました。

歯茎に麻酔を打たれてからしばらくして、先生がぐぐっとやると、痛みも無く抜けたようです。

先生が、しばらくガーゼで押さえてくれましたが、「やはり出血が多いね」と言うことで、歯科衛生士さんに代わって、更にしばらく押さえてくれて、やっと出血が収まりました。

その後、縫合してから、再び、歯科衛生士さんが押さえてくれました。

帰りに、押さえガーゼの代え、痛み止め薬、抗生物質を頂いて来ました。

今夜は、牛乳をストローで飲むことで、食事とします。

明日、消毒に行きますが、抜糸は新年になってからになります。


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大掃除隣家揃って八つ手咲く

2018-12-26 09:41:30 | 日記
昨日は、忙しかったです。

朝、歯を磨いたら、左側下の奥歯が、何となく疼きます。
歯を触ってみたら、かなり動きます。

痛みは無いのですが、そのままにしていて、もし、夜寝ている間に抜けて、のみ込みでもしたら大変なので、歯医者さんに電話をして、ご飯も食べずに向かい、朝1番で見てもらいました。

レントゲンをとると、歯槽膿漏が進行しており、歯を支える骨が無くなっているので、抜くしかないと言うことでした。

ただし、私が血液サラサラの薬を飲んでいるので、直ぐには抜かれず、かかりつけのお医者さんの意見を聞くことになり、電話をしました。
その結果、2日間薬を飲むのを止めて下さいと言うことで、27日に抜くことになりました。

その足で、千葉駅の店に行き、製本テープを買い、モノレールで途中の動物公園まで戻ったところで忘れものを思い出して、千葉駅に戻りました。(平日10時から18時までなら何度でも乗れる切符を買ってありました)

ついでに、そごうデパートでお焼き(御座候)を買って帰りました。ー既報

午後は、家内と約束の窓拭きをしました。

我が家では、毎年は、暮れには大掃除をせず、1月になって初釜の茶事をする前にやっていましたが、今年は、年末に夜咄の茶事をすることになったので、大掃除をすることになりました。

小さな家ですが、1階だけでも、キッチン、リビングダイニング、玄関、茶室、広間で、窓は沢山あります。

濡れた雑巾で拭いてから、乾いた雑巾で拭きます。

その後、待合に使う濡れ縁を濡れ雑巾で拭きました。
こちらは、先月の炉開きの時に拭いていたので、汚れは少なかったです。

夜は、俳句同好会の句集の編集をしました。
下刷りを作り、先生に最終チェックして頂きます。

今日は、お風呂場の掃除です。

夜咄は、暗くなってからの茶事なので、終わりが遅くなるので、遠方からの参加者には、お泊まり頂く予定です。

家内は、市場に買い出しに行きました。







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