AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

アイドルは日本が継承すべき伝統文化 リスクヘッジとしての秋元康構想(KC)

2010-01-07 21:23:58 | Benjamin・海外・アイドル国際化
読売新聞サイト の記事を要約引用する。

見出し:AKB48の姉妹版、世界に広がる?
本文:今年は世界各国でアイドルグループ・AKB48の姉妹版が誕生する!?
昨年10月にフランスで開かれた国際テレビ番組見本市「MIPCOM」でAKB48がライブを開き、直接、売り込みを図った効果が出て、秋元康の元に、グループのアイデアや形式の権利を購入したいという打診が、タイ、シンガポール、中国、イタリアなど、世界6か国7社のテレビ局や番組制作会社などから寄せられている。
海外版AKB48は、「欧米をまねた時代は終わり。日本の文化をそのまま輸出する」と秋元さんが構想。
▽専用劇場で必ず会える
▽メンバーは48人でグループ名は「○○48」
▽高校の制服風の衣装
▽楽曲は秋元さんの作品を使用――等
“日本版のアイドルの作り方”が各国共通のフォーマット(形式)として販売される。
文化外交に詳しい櫻井孝昌氏は「AKB48にはアニメや制服など、世界中で人気の日本の現代文化のノウハウが詰まっている」と、経済効果にも期待を寄せる。
(引用完了)

一番大事なポイントは、楽曲は秋元康の作品 (=AKB48の楽曲)を使う点である。

「アイドルとは、アイドル歌手であり、アナウンサーやスポーツ選手やモデルではない。」とオールドファンは思っていたけれど、アイドルの歌が商業的に売れなくなり、アイドルを楽しもうとすると、

本人は「自分はアイドルでない」と公言している若手女優 (宮崎あおい をイメージ)
本人は「自分はアイドルでない」と公言している声優歌手 (椎名へきる をイメージ)
CMタレント、雑誌モデル
まで守備範囲をひろげざるをえない時代があった。しかし、このあたりまでが、自分がアイドル鑑賞の対象内とした限界で、
女子アナ、スポーツ選手、バラエティアイドルは、鑑賞対象外。
こういうことに悩まなくてよいのが、AKB48の最大の魅力である。

アイドルの名曲は、アイドルによって歌い継がれていく。
それが、アイドル文化の継承である。
この記事の表題には、「アイドルは日本が継承すべき伝統文化」と書いたが、仮にアイドル文化が日本で滅びても、その様式美が海外で生き残っていれば、外国に行ってアイドルを鑑賞すればよい。一種のリスクヘッジとして、秋元康構想は、アイドルファンとして歓迎すべきことである。

KC

追記1:
文化外交に詳しい櫻井孝昌氏とは知らない人物だったが、次の書籍がある。アイドル研究のために読むことにする。
アニメ文化外交 (ちくま新書)
世界カワイイ革命 (PHP新書)

追記2:Article reporting based on Yomiuri-online news
http://www.animenewsnetwork.com/news/2010-01-06/akb48-idol-group-gets-spinoff-offers-in-6-countries

AKB48 Idol Group Gets Spinoff Offers in 6 Countries

The Yomiuri Shimbun paper's website reports that Yasushi Akimoto, the producer and songwriter of the Japanese female idol group AKB48, is entertaining offers for spinoff groups from seven television stations and production companies in six countries. The six countries include Thailand, Singapore, China, and Italy.

According to the website, Akimoto believes that "the era of imitating the West is over. Now we export Japanese culture." The seven companies want to license the rights to localize AKB48's concept and format in their respective countries. In particular, the proposed spinoffs would each have a theater of its own (like AKB48 has in Tokyo's Akihabara otaku shopping district), 48 members and a name that ends with "48," costumes modeled after high school uniforms, and songs written by Akimoto.

AKB48 performed theme songs for the Deltora Quest and ICE anime projects. The contemporary artist and occasional anime creator Takashi Murakami illustrated the jacket for the AKB48 idol group's June 24 single, "Namida Surprise!" In return, AKB48 producer Yasushi Akimoto wrote the lyrics for the "First Love" tie-in song for Murakami's "Superflat First Love" anime short. Members of the group have made appearances in New York Anime Festival in the United States and Japan Expo in France.

In a separate development, Beckii Cruel, the 14-year-old British dancer who rose to Internet fame in Japan by dancing to anime songs in net videos, is making her first appearances in a manga and a Japanese television program on Wednesday. The dancer appears in Hideo Nishimoto's Mō, Shimasen Kara non-fiction manga in this year's sixth issue of Kodansha's Weekly Shonen Magazine. The manga installment reports on her first sightseeing trip to Tokyo's traditional Asakusa neighborhood. She is also making her Japanese television debut on the Jinrui Akiramekaketeita Yume program on the NTV television network on Wednesday.

After her dancing videos were seen over 3.3 million times last year, Beckii Cruel released a DVD in Japan, performed at a stage event in Akihabara, and is now leading a three-girl band for a CD.

追記3:この英文記事には、既にアイドル的に日本でデビューしたイギリス女性として、
http://www.sanspo.com/geino/news/091026/gnj0910260504004-n1.htm
を引用していた。イギリスから動画サイトに火がついて日本に来たという点(日本在住のイギリス人でなかったのにデビューしたという点)が新しい。以下引用。

動画投稿サイトで爆発的な人気を呼んでいる英・マン島在住の美少女、ベッキー・クルーエル(14)が25日、東京・秋葉原UDXで世界初単独ステージを行った。

 「ミンナ、ドウモ、アリガトウ!」と日本語であいさつし、アーティストの太郎が作った話題曲「男女」を熱唱。長い手足を自在に動かすダンスもキュートで約600人のファンは大熱狂。「今後も機会があれば日本で活動したい」と愛くるしい笑顔を見せた。

 12月9日にデビューDVD「ディス・イズ・ベッキー・クルーエル」(徳間ジャパン)を発売する

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1 コメント

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Unknown (ピーナッツ)
2010-01-07 22:23:17
今、僕の家では、新年会が行われています。母が主催?の6~7人のおばちゃんの会です。
そこに、石川遼くんファンのおばちゃんとヨン様ファンのおばちゃんがいたので、聞いてみたよ。
"おばちゃんにとって、石川遼くんは、アイドルですか?"…"おばちゃんにとって、ヨン様は、アイドルなの?"・・・偶然にも、同じ答えが返ってきたので、チョット…びっくり!
おばちゃんたちによると、2人とも、"アイドルではない"そうです。
理由は、"肩書き?が取れているから"…らしい。つまり、"ハニカミ王子"や"微笑みの貴公子"とマスコミ的にも、あまり呼ばれなくなった事が、大事なんだそうだ。
ふ~ん…なるほどね。そんな考え方もあるんだ。
でも、もう、そろそろ帰ってほしい。10時だぜ! "ヨン様は、「家族」じゃねーよ。早く、お前の本当の家族のところへ帰れよ"って話です。
この1本で、帰ってほしい。ただ、このあと、60代のババア全員を、僕が、送っていくことになるのかな?…恐怖。
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