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渡辺麻友主演ドラマ『サヨナラ、えなりくん』を最終回まで見る。(ときめき研究家)

2017-07-16 09:21:34 | ときめき研究家
第6回まで見た時点で記事を書いたが、全10回最終回まで無事放送終了した。最後まで楽しく見ることができた。

第7回以降、理想の恋愛を求める主人公のさおり(渡辺)が出会った男は、芸術家気どりだが実は下衆なカメラマン、青年実業家を装った結婚詐欺、一見純朴な変態警察官、旅先で出会った自称純文学小説家。いずれも化けの皮が剥がれて、さおりの恋愛は成就しない。

変態警察官の回は、えなりかずき自身が相手役として出演していた。正体がばれて去る時に、男性の悪いところ(=えなりなるもの)ばかりあら捜しするさおり自身に問題があると指摘する。ここに来て、このドラマのテーマとも思えるものが示された。その指摘を受けて自分を見つめる旅に出たさおりだが、結局旅先でも同じことを繰り返す。

あらかじめ準備された理想の恋愛などありはしない。お互いの努力で理想に近づけていくべきものだということを描いていたのだと、こじつけてみた。

居酒屋マスターの村ちゃん(池田成志)こそ、さおりの最高の理解者で、さおりの良いところも悪いところも丸ごと受け入れてくれる存在だった。幸福は身近な所にあるという「青い鳥」の寓意だ。しかし、さおりはそのことには気づかないまま最終回が終わった。

低予算の深夜ドラマ。放送開始前からタイトルや内容にクレームが入り、軌道修正を余儀なくされた問題作。それでも、それなりに破綻なく、1クール見続けられる作品にまとめ切ったスタッフのプロ意識を感じた。
男性の下腹部を切断するという当初のグロテスクなお仕置きを、ゴマ塩を振りかけて「えなりなるもの」を退治するというチープな形に変更したようだが、極端から極端への変更が吹っ切れていて良かった。馬鹿馬鹿しいコメディーとして楽しめる作品になって、当初コンセプトより良かったのではないか。クレームをつけた秋田県に感謝したい。

渡辺の演技が達者なことは、前回記事に書いたとおり。
渡辺のファッションも毎回楽しめた。特にカメラマンの回の冒頭、ソフトクリームを鼻につけた姿は秀逸だった。

ところで、渡辺が歌っていた主題歌はいつCD化されるのだろうか。
どうかソロCDとして発売してほしい。シングルCDではなく、渡辺のソロベストアルバム収録の新曲でもいい。まさかAKB48シングルのカップリング曲の1曲なんてことはやめてほしい。
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