AKB48 チームBのファンより

鈴木紫帆里さんを中心にAKB48 チームB について語るサイトです。

NMB48『Must be now』とカップリング曲を聴く。(ときめき研究家)

2015-11-03 21:04:46 | ときめき研究家
『Must be now』。
ダンスがウリの曲だと言う。選抜メンバーもダンスのスキルで選んだということだ。テレビで何度か見たが、確かに完全な口パクで、激しいダンスに専念しているとは思ったが、これまでの曲と比べて一番難しいダンスかどうかは分からなかった。
私は携帯音楽プレーヤーで楽曲を聴くことがメインなので、ダンスにはあまり興味がない。楽曲として聴き応えがありさえすればいい。
何度も繰り返し歌われるサビが印象的。居ても立ってもいられらくなるような曲調だ。イントロの時計が時を刻む音は、爆弾の時限装置のようにも聴こえる。ぐずぐずしてないで、早く先に進まなきゃという焦燥を誘う。歌詞もこれまでNMB48が歌って来たような啓発的な歌詞だ。
タイトルの『Must be now』は、どう訳すればいいのだろう。直訳すれば「今、存在しなければならない」。タイトルっぽく意訳するなら「今を生きるんだ!」「逃げるな!」「今でしょ!」くらいか。

『片想いより思い出を』。
聴いていてワクワクして来る曲だ。AKBグループの過去の名曲のエッセンスを集めているような曲調。サビの最初の部分(「片想いより僕は」)がHKT48『初恋バタフライ』のAメロにどことなく似ている。
歌詞は、AKBグループの曲の2つの潮流である「片想いでもいいじゃないか」と「好きならば好きだと言おう」のうち、後者に属するだろう。しかし、告白しても両思いの可能性がないことは自分でも判っていて、「当たって砕けろ」だ。片想いをずっと続けるのもいいが、片想いが破れても思い出は永遠に続くというロジックが新しい。
結局予想通りに断られるが、彼女の去り際の「でも、ありがとう」という一言に救われる。好きでもない男子から告白されると当惑するのが普通だが、その一言が言える彼女は、大人で、素敵な女性なのだろう。

『空腹で恋愛をするな』(チームBⅡ)。
SDN48の曲にあったような曲だ。ガヤガヤした曲調も既聴感がある。
歌詞はタイトルどおり、「ガツガツした状態で恋愛をするとロクなことがない」という教訓をユーモラスに歌ったものだ。1番は、合コンでお持ち帰りされて、翌朝ベッドの中でチャラい男を見つけて後悔するという内容。AKB48『ダンタウンホテル100号室』と同じ状況だ。2番は、友達に紹介された男にロクな男ではないという内容。SDN48『愛、チュセヨ』で同じことを歌っていた。
そういう教訓をさんざん歌った挙句に「今は恋なんかしない そう思ったタイミングで・・・」と、新たな出逢いの予感を残して終わる歌詞が粋だと思う。教訓通りには生きられない。
詞、曲、編曲、歌唱のバランスが取れ、完成度が高い楽曲だと思う。

『Good-bye Guitar』(チームM)。
ズバリ、この曲の元歌はチェッカーズ『涙のリクエスト』だろう。
スローなフレーズから入り、オールディ風の懐かしいようなメロディー、サウンドが似ている。
ミュージシャンになるために都会へ旅立つ恋人との別れの場面を歌った歌詞の中には「リクエスト」というキーワードも忍びこませてある。
「涙のコードを聴かせて」「恋のアルペジオ聴かせて」「弦が切れても夢を何度でも張り替える」という音楽関係の比喩も、陳腐と言えば陳腐だが、曲調には合っている。キャッチーな曲だ。

『夢に色がない理由』(チームN)。
ミディアムテンポで、静かな歌い出しに引き込まれる。ただ、Aメロの繰り返し部分には、ハモリを入れてほしかった。絶対に似合うはずだ。
歌詞は難解。「夢に色がないのは答え合わせするためさ」とはどういう意味だろう。夢と現実のどこが違うか確かめるということ?夢が極彩色だったら、現実が色あせて見えるから?モノクロの夢に自分で色をつけていって「答え」にするということ?
色々考えさせられて、せっかくの美しい曲に没入できないという感じが惜しい。

『俺らとは』。
AKB48のチームA3rd公演『月見草』のような曲だ。和風のアレンジ、メロディーに乗せて、不良少年たちの価値観を歌う。マジスカ学園関連の曲なのだろうか。私はあまり好きになれないタイプの曲だ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アイドルファンはアイドルに... | トップ | 秋元康「指原先生は怪物」(総... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ときめき研究家」カテゴリの最新記事