AKB48『希望的リフレイン』の印象 (総選挙分析ライター)

AKB48『希望的リフレイン』の印象 (総選挙分析ライター)


11月26日に発売されるAKB48の38枚目のメジャーシングル曲『希望的リフレイン』が本日(10/4)TBSテレビで放送された「オールスター感謝祭」で初披露された。

今回の『希望的リフレイン』の選抜メンバーは以下の32人。
渡辺麻友、宮脇咲良、松井珠理奈、島崎遥香、指原莉乃、入山杏奈、高橋みなみ、白間美瑠、小嶋陽菜、川本紗矢、松井玲奈、木崎ゆりあ、森保まどか、川栄李奈、武藤十夢、須田亜香里、柏木由紀、加藤玲奈、横山由依、大和田南那、高橋朱里、山本彩、向井地美音、宮澤佐江、小嶋真子、生駒里奈（乃木坂兼AKB）、峯岸みなみ、田野優花、渡辺美優紀、大島涼花、兒玉遥、中野郁海

そのうち、本日の「オールスター感謝祭」に出演したメンバーは以下の16名だった。
<AKB48>高橋みなみ、北原里英、横山由依、渡辺麻友、川栄李奈、武藤十夢、入山杏奈、 小嶋真子、 田野優花、高橋朱里、川本紗矢、　<HKT48>指原莉乃、兒玉遥、森保まどか、宮脇咲良、<乃木坂46>生駒里奈

今回出演したメンバーがAKBとHKTに偏っているのは、「オールスター感謝祭」が生番組であることに加えて番組の出演時間が21:30以降だったので、メンバーのスケジュールの調整が厳しかったようだ。

AKB48のメンバーでは大島涼花、大和田南那、中野郁海が16歳未満の規制でこの時間帯には出られない。木崎ゆりあ、加藤玲奈、向井地美音、峯岸みなみはチーム4全国ツアーで名古屋。小嶋陽菜は凱旋門賞でフランス、島崎遥香は映画撮影、柏木由紀は出演可能のようだったがなんらかの理由で柏木の代わりに北原が出た模様。

SKE48の松井珠理奈、松井玲奈、須田亜香里、宮澤佐江は「劇場6周年特別公演」出演で出られず。NMB48山本彩、渡辺美優紀、白間美瑠は大阪での握手会で出られず。

HKT48も新潟でコンサートがあったが、こちらは15時すぎに終わっているので出演が可能。

という状況で、今回は出演メンバーに偏りがありメンバーのポジション評価は見送らざるを得ない。


AKB48の秋曲は2009年「RIVER」、10年「Beginner」、11年「風は吹いている」、12年「UZA」までは詩、ダンスとも力強かった。昨年(13年)の「ハート・エレキ」で軌道を修正。そして若返りを図った今年の『希望的リフレイン』がどんな曲になるか注目していた。

初披露された『希望的リフレイン』を聞いた印象はメンバーの若返りを反映して曲調はテンポがよくリズミカルで、歌詞からも初期AKB48がターゲットとした10代後半～20代前半向けアイドル曲という感じだった。また、ダンスに重きをおく曲とはなっていなかった。(選抜メンバーが全部で32名と多く、若いメンバーも相当いるので激しいダンス曲は自ずと難しい)
「希望的リフレイン」歌詞

『希望的リフレイン』は渡辺麻友(AKB48)と宮脇咲良(HKT48)のWトップということはすでに発表済みなので宮脇咲良のトップポジションについて今回の初披露でのサプライズはなかった。ちょっと残念だったのは『希望的リフレイン』では宮脇咲良がアップで抜かれた映像がほとんどなかったこと。知名度を上げるには少し時間がかかりそうだ。一方で、『希望的リフレイン』の披露前に「フラゲ」、「ヘビロテ」、「恋チュン」を歌ったが宮脇はこの3曲ではしっかりアップで抜かれていて、そのビジュアルの輝きと可愛さはなかなかのもの。この点は今後の新しいAKB48の”顔”として未来に十分希望を待たせるものだった。

141004 オールスター感謝祭 「希望的リフレイン」映像
141004 オールスター感謝祭 「フラゲ、ヘビロテ、恋チュン」映像

以上

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