鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【2161回】 気が利くようになるために・・・

2016年11月29日 | 住宅コンサルタントとして
どの業種でもそうですが、商品で差別化するのは難しくなります。

特に木造住宅だと、正直、大抵のことは真似しようと思えばできてしまう・・・。
(もちろん、真剣に取り組めば、の話ですが・・・)

買えない材料は無いですし、利益率を下げれば、価格を合わせることはできてしまいます。

だから、商品だけで差別化しようとするのは、ちょっと違うと思っています。

こういう時代だからこそ、結局はスタッフ一人ひとりがお客様に対し、
どこまで気が利いた対応ができるかということが重要になってくると思います。

何だか、この会社に来ると、このモデルハウスやショールームに来ると居心地が良い。
何だか、打合せしていても楽しい。
郵送物が届くだけでワクワクする。

こうした気持ちに自社のお客様になっていただいているかどうかが、キーになると思います。

こうした印象をお客様に与えることができるように、自社を変えていくことが大切なのです。

例えば、契約後や着工後のお客様にもこうした気持ちになっていただくために、どうすれば良いか?

お施主様専用のヘルメットをご用意し、プレゼントする。
お施主様専用のスリッパを現場に置いておく。
お引渡しの際、サプライズをご用意する。
お引渡し後も、お客様と良好なご縁を継続するために、イベントを企画する。

お客様との良好なご縁を築けている住宅会社様は
こうしたことが当たり前にできています。

ただいつまで経っても売れやすい環境がつくれていない住宅会社は、
あくまでも商品売りの発想だけなのですね。

気が利く会社になるために重要なのは、
おもてなしの大切さをトップ自らが再認識することだと思っています。

だからこそ、住宅会社のトップは、一流のサービスを受け、
おもてなしの力を体感して欲しいと思います。
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【2160回】 体調の整え方 | トップ | 【2162回】 2017年... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事