鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4809回】 良識あるスタッフを採用する

2024年02月29日 | 住宅コンサルタントとして

個人的に、能力よりも人格・人間性重視で採用をすべき、

ということをクライアント様にはいつもお伝えしております。

 

嘘をつく。

時間を守らない。

約束を守れない。

 

こういう人は常識が欠けているので、

企業としては採用してはいけません。

 

チームの都合よりも自分個人の考えを優先する。

組織のルールを守らず、自分に都合の良いように解釈する。

常にマウントを取りたがる。

 

こういう人がいると和が乱れ、

チーム内の空気が悪くなってしまいますので

やはり採用すべきではないです。

 

また人として、気が利く人であったり、

やさしさや思いやりがある方ばかりでチーム編成ができると、

本当に良い空気感のあるチームとなります。

 

例えば、会社に電話がかかってくるとします。

 

事務スタッフさんが籍を外していたり、

他の電話に出ていたりしたとします。

 

良識ある人だと、当然ながら自分が出れるのであれば、

電話に出て要件をお聞きすると思うのですが、

気が利かない人や、そもそも思いやりが無い人の場合、

電話に出るのは自分の仕事ではない、と思うのだそうです。

(クライアント様の社長に教えていただきました)

 

こういう気が利かない人、というか良識に欠ける人は、

能力が高くとも、やはり採用すべきではないと思うのです。

 

自社にアプローチして下さる方は、全てお客様。

 

そして一緒に仕事をしているスタッフが困っていたり、

手がふさがっていたらサポートする。

 

こういう当たり前のことが理解できていない、

気が利かない人も多々、存在するようなのです。

 

能力は経験を積めば、高まります。

でも気が利くか否かは、なかなか会社で教えて

どうにかなるものでもないのです。

 

良識ある人を採用したいですね。


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