一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山・御来光登山  ……朝陽を浴びた瞬間、稜線の花々が輝きだす……

2016年08月14日 | 天山・彦岳


今日は、昼間に用事があったので、
天山へ御来光登山をすることにした。
今日の佐賀県の日の出時刻は、5時41分。
4時40分に家を出て、
車で天川登山口へ向かう。

5:07
天川登山口駐車場に到着。
ヘッドランプを装着して、
5:09
天川登山口を出発。


私のお気に入りの場所でパチリ。
彼方の雲が山のような形になっている。
〈あのくらい高い山があったらな~〉
と思った。


5:26
天山山頂に到着。


日の出時刻までは、まだ15分ほどあるので、
明るくなってきた方向を見ながら寛ぐ。


5:47
太陽が顔を出す。
下の方に雲があったので、日の出予定時刻より6分遅れでの登場。


ズーム


もっとズーム。
いいね~


太陽が丸くなってくる。


そして、色が変化してくる。


太陽が、天山の稜線を照らし始める。




朝陽を浴びた花々が輝き始める。
中でもマツムシソウは得も言われぬ美しさ。


どの花を見ても美しい。




蕾さえも輝いている。


朝陽は花を宝石に変える。


ホソバシュロソウ、


オトギリソウ、


ヤマホトトギスも朝陽を浴びて輝いている。


真上からもパチリ。


振り返ると、山頂へ続く稜線も朝陽を浴びている。


オミナエシ、


コオニユリ、


青紫色のサイヨウシャジン、


赤紫色のサイヨウシャジン、


白花のサイヨウシャジン、


イタドリ、


キュウシュウコゴメグサ、


ヤマフジの実、


終わりかけのヤマサギソウも、
朝の光で優しく包まれる。


シラヤマギクなど秋の花が咲き始め、




タンナトリカブトの蕾も膨らんできており、


ホソバノヤマハハコも大きくなってきている。
これからも楽しみな天山である。


こんな場所で、


こんな風景を見ながら、
サンドイッチと珈琲で朝食とした。


本日の、天山壁。


では、帰りに、秘密の散歩道へ。


キンミズヒキ、


丸っこいサイヨウシャジン、


シギンカラマツ、


ノササゲ、


アキチョウジ、


クサアジサイ、


オトコエシ、


カワミドリ、


ハグロソウ、


サワヒヨドリなどが咲いており、
楽しく散歩することができた。


天山のミヤマウズラはというと……
まだ蕾の状態。


もうすぐ開花しそうなので、楽しみ~


ツルニンジンや、


レイジンソウや、


ツクシミカエリソウなども開花準備を着々と整えているので、
こちらも、楽しみ~


今日の出逢いで、一番嬉しかったのは、ツルリンドウ。


今日も「一日の王」になれました~


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