今年も友人主催の会にお誘いを頂き足を運んできました。
会場はTHE NANZAN HOUSE(ザ ナンザンハウス)。
名古屋市昭和区、閑静な住宅街の中にひっそりと佇む素敵な会場です。
エントランスには、早速彼女の作品が。
主張しすぎない作品でのあしらいに、彼女の心遣いが早速感じられます。
アジアンチックな仏像っぽい飾りがちょっと嬉しい。
前半は彼女のアーティフィシャルフラワーで彩られた2Fチャペルで、ヴァイオリン&ピアノ演奏。
ヴァイオリニストは天野千恵氏、キーボードは寺川理絵氏。
会場内にはレモングラスとオレンジスイートのアロマブレンドの香りが漂う。
アロマテラピーアドバイザー、アロマブレンドデザイナーの顔も持つ彼女の成し得る技。
エルガー、クライスラー、ヘンデル、、、とクラッシックづくしの演奏にうっとりする前半から、後半は映画音楽 Beauty and beast(美女と野獣より)、When You Wish upon a Star(ピノキオより 星に願いを)など馴染みのあるメロディを奏でて下さり、天野氏の素敵なトークと共に大いに盛り上がった。
プロのヴァイオリニスト天野氏いはく、ピアノが会場になかったのでキーボードになったと残念そうにおっしゃってみえたが、始まって見るといやいやこれがなかなかいい!
音の厚みは少し残念な気もするが、それでもヴァイオリンとの音のバランスがとってもよく、前に出過ぎないキーボードの音がかえってヴァイオリンを引き立てていたように感じることができた。
それにしても二胡の生音を日常感じているせいか、ヴァイオリンの音色に絶大な安定感、音域の広さを感じたのは生まれて初めての体感。
いい意味でカルチャーショック!
演奏会終了後はお隣2Fレストランにてランチを頂きながら、彼女本人、フラワーデザイナー磯貝弥生氏からの作品の解説が。
なんでも二人であった折の私との会話がヒントになったとか。
彼女の生き方そのままで、きっとそれは聞く耳を持ってる彼女のお人柄でもあろう。
実際、曲作りにおいても作品ができてしまえば1つの形にすぎないが、作者の思いを知ることによって、より作品の深い部分が理解できる、、、きっとそんな思いを何気ない会話で話したんだと思う。
心の底からこの会で毎年この時間が一番楽しみっ!
こちらはタイで彼女が仕入れてきたバタフライピーを入れたウエルカムドリンク。
青い色素はこの花自体が持つアントシアニンの色。
テーブルレモンが各テーブルに配られ、2、3適たらすと、、、酸によりこんな素敵なドリンクに更に変身。
各テーブル中央には紫陽花のアーティフィシャルフラワーの彼女の作品。
テーブルコーディネーターの資格も持つ彼女が仕上げたのは、ウエルカムドリンクも含めてテーブル全体をコーディネートしたと。
まさにマルチ。
まるでテーブル全体がガクアジサイになったようで、何度も変化していく各人のグラスを見つめては心がほどけていくような、、、そんな気がした。
こちらは、名古屋市美術館で開かれている「モネ それからの100年展」に併せタイアップしている東急ホテルに飾られている彼女の作品。
今日だけホテルから逆輸入!?(笑)してきたとか。
作者の特権。
モネをテーマにした作品コーナー。
浮かべてあるのはカシワバアジサイの花など。今朝切ってきたらしい。
紫陽花の花を小さく切っちゃうのはかわいそうだけど、、、とつぶやいた彼女のセリフはさすがフラワーデザイナーの感性!
ランチの一品、ローストビーフ。紫キャベツの千切りにふわっふわっのチーズがのってました。
ランチ終盤からは、スペシャルゲスト、オリコーヒーオーナー 小里誠氏による珈琲アロマ講座。
京都老舗「イノダコーヒー」で研修を受け、現在名古屋市守山区上志段味にお店がある。
事前に彼女から聞いていたが、お会いするのはもちろん初めて!
志段味と言えば、昨年足を運んだ国史跡「志段味古墳群」があり、何とこの方無類の古墳好きでそちら方面でもご活躍!
次回は歴史を、、、とお互い笑顔の名刺交換!(笑)
この後、イノダコーヒーの「アラビアの真珠」豆を使ったコーヒーの実演、それぞれオリコーヒーオリジナルカップでの小里氏オススメの飲み方に従って淹れたてコーヒーを美味しくいただくことができた。
目と心と香り、、、、五感をフル稼働しての楽しいひととき。
テーブルはあっと言う間に彼女を取り巻く友たちの輪で和む、、。
これぞまさに癒しのコラボレーション!
今年もささやかながら、友の素敵な活動を応援できる側にいられたことを幸せに思った一日でした。ありがとう!
明けて今朝。
昨日の余韻を感じて玄関のお花を一新。
終わりがけのガクアジサイ。
新たな花を咲かせる!