万葉うたいびと風香®’s ブログ

万葉うたいびと風香®のブログです。

通し稽古

2015年06月28日 | なごみ
またまた隣町のスタジオへ通し稽古に行ってきました!

今回、万葉歌物語2作。一日で2作連続の上演は今回が初。
幕間でも語りがあったりと、喉の使用頻度が高いのもいささか不安が募ります。う〜ん。。。
しか〜し!
万葉の世界観は自らで語るべし。

さて、自分の動作や立ち位置、、台本をめくるタイミング、小道具の位置、音楽と語りの入りのタイミングなどなど、細かな作業の確認が続きます。
少しタイミングがズレるとすべてに響いてくるものばかり、ましてや音楽やっているはしくれの人間としては、音とマッチングしない違和感は不協和音へと変わります〜。
神経を使っての稽古だったためか、終わったらもうぐったり!
いや、集中してた証拠かも!?

歌も体力勝負だわ〜。ファイト!



こちらは昨日撮影したオオタカ。
森から電柱へ、そしてまた森へと飛び立つ瞬間をキャッチしました!

猛禽凄し!






リハーサル

2015年06月25日 | なごみ
7月4日の本番に備えてリハーサルにいってきました。



会場は、昨年に引き続いて2回目。少しばかり要領を得ており、何ともありがたい事です。
会場の方も覚えていて下さったのは、嬉しい事です。

ステージ演出、照明、音のバランス、、、と、歌に関わることばかりですが、皆さん熱心に取り組んで下さいました。

主催者は名張歴史読書会さん、ありがとうございました。

それにしても、なんという大荷物の私。。。。
スーツケースがぽんぽこりん。
名古屋から名張まで、久しぶりに引きずりました(笑)
タクシーの運転手さんいはく、、、「重いですね、何かあるんですか!?」と(笑)

リハと打合せを終え、改めて課題もみえてきました。あと1週間で調整せねば。

当日は7月4日です。あら、アメリカの独立記念日だわ。

皆様、名張でお待ちしております。




映像仕上げ

2015年06月23日 | なごみ
まさかここにきてこんなことになるとは!

リハを控え、昨日から映像の最終作業にとりかかっている。

外付けハードも完備で、昨日までは順調だった、はずだった。
が。

昨日、「起動ディスクがいっぱいです」の文字現れる。

ハードがいっぱいとは、なぜ!?

大きそうなファイルは全て外付けに移動してあるのに。

何度やってもNG.

きょうになって、ようやく支障をきたしていたそなたを発見。

動画ファイルが、途中の工程で内蔵ハードに落ちていたのだ。
どひゃーーーー!それにしても容量食べております。

慎重に移動し、音楽ファイルもMP3ならいいが大きなファイルもあるのでこの機会に移動作業。
時間はかかったが、本番まで何がおこるかわからないので慎重に慎重に移動終了。

ふうっ!

ようやくトンネルのむこうに光がみえてきました。

あと少し、頑張らねば。

日々、近所の森からオオタカの鳴き声が聞こえてくるようになりました。
求愛期なのだろうか。
写真を撮りにいきたいところだが、さすがに切羽詰まっている私、1時間、2時間は無理なので、せめて双眼鏡でと近所を散歩。
突然、1羽が目の前に現れたと思ったら、森から飛び出た1羽と更に森の奥へと消えていった。

近隣の丘陵地開発計画の動向が気になります。近隣の皆さんと力は尽くしているのですが、法に守られている反面、法に阻まれるとでもいうのでしょうか。なかなか難しい問題ですね。。。

オオタカの鳴き声が、悲鳴にも聞こえるようでなんだか切ないなあ。








持統天皇の伊勢行幸イン名墾(なばり)

2015年06月21日 | なごみ
来たる7月4日(土)に三重県名張市で行なわれます「持統天皇の伊勢行幸イン名墾(なばり)」に出演致します。

第一部は「名張の夏の自然を詠む」を題詠にした短歌入賞者の発表。
私は第二部に出演させて頂きます。

第二部は、今回二幕構成とさせて頂きました。

一幕は、万葉歌物語「二上山の落日 大伯皇女の嘆き〜斎王として 姉として〜」
こちらの演目は、名張では昨年に引き続いての上演で、奈良県桜井市 大神神社、奈良県高市郡明日香村 犬養万葉記念館での上演を経て、また名張へと戻ってくることができました。なんともありがたいことです。
昨年既に見たわという方も必見ですよ。今回は更にバージョンアップ!?しての再演となりますので、是非お楽しみに。

二幕は、万葉歌物語「伊勢行幸と持統天皇の夢」。
こちらは今回が初演となります。
歌物語の時代背景は一幕と重なり672年からはじまります。
一幕の主人公が、大伯皇女であったのに対し、二幕の主人公は鸕野讃良皇女(うののさららのひめみこ)=持統天皇。
主人公が入れ替わる事で、より歴史が側面からあぶり出され、更に名張の歴史と風土を感じていただける内容に仕上げました。

当日、会場は12時30分、開演は13時です。
場所は、三重県名張市総合福祉センター
尚、会場には駐車場はありません。公共交通機関をご利用下さいませ。








万葉歌物語「伊勢行幸と持統天皇の夢」曲作り。

2015年06月16日 | なごみ
本番まであと半月。

歌物語2本の準備に追われている。

まだまだスタジオ通いが続いており、曲としては当然完成しているものの最後の詰めとでもいうのだろうか、とにかく曲づくりは奥が深いものである。

スタジオオーナーもプロのシンガーソングライターであるので、私の曲作りにおいての細かいこだわりにお付き合い頂けることは何よりありがたく心強い。

例えば、音。
前回入れていただいた和太鼓の音が、曲中での1音、どうしても音の強弱がイメージでなく、ボリュームアっプをお願いしたところしっくり。
たった1音でもわずかな音の響きの違いが、曲全体のバランスに関わってくる。

歌も同じ。
言葉1つ発するニュアンスの違いが、響きの違いとなって自分の曲ながら違和感を感じたりと、1曲を仕上げるのには相当な時間と労力を要します。。。

納得できる曲作り。
それは永遠のテーマ。
片道4時間かけての曲作りがまだまだ続きます。

さて、きょうは万葉歌物語「伊勢行幸と持統天皇の夢」、衣裳を着ての通しリハをしてきました。



ミラーでみる自分の立ち位置など、課題山積ですが、万葉歌人に一歩ずつ近づいているような、、、。

楽曲のタイトルもここにきて1曲変更しました。史実に忠実に寄り添うことに決めました。

持統天皇はこうした私の姿を、檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ=通称 野口王墓)からどう見つめてくれているのでしょうね。
天武天皇と一緒に笑ってくれているのかしら。

さて、夏見廃寺塼仏須弥壇にも描かれている迦楼羅。仏教の世界では守護神とされ、その源流はインド神話のガルダにみられる。これについては時間をかけて掘り下げてみたいテーマの1つであるが、はてさて生きている内にとりかかれるといいのだが。


こちらはガルダ。ロビーに常設展示されている。

先月行った天平祭ではその迦楼羅が私の目の前に現れた。
こちらは、もしかしたら大伯皇女と大津皇子からの使いなのかも、、、と、日々の野鳥観察の中にも思い馳せている私です。






















原点回帰

2015年06月10日 | なごみ
本番の7月4日に向けて、着々と準備を整えております。

つい先日も新作の万葉装束が出来上がり、試着してきました!
今回は、新たな形となりました。
ありがたいことです。
ミセスふみこ、ありがとう!

そんな中、TVで自分の原点について論じていました。

そういう私は!?

万葉集の原点。それはまぎれもなく「天上の虹」との出会い。

万葉歌の原点。それは、万葉うたがたり会さん、岡本先生との出会い。

そうだ。そうだ。

万葉歌をはじめてちょうど10年という節目の年を迎えます。

こうした原点を出発し遠回りしながら、時に近道を歩ませて頂きながら自分スタイルが出来上がったように思います。

いろんな表現があっていい。

メロディも歌詞もその人自身でしか作り出せないのですから。
同じものは1つとない。

こうでなければならないという型にはめるのも、はめられるのも好きでありません。

原点を忘れることなく、自由であり続けようと思っています。

7月4日は、万葉歌の世界でも更に味わっていただければと思っております。

新作歌物語、あくまで名張が主役の作品作りに心がけました。
風土の歴史をその風土にお暮らしの方々が歌物語で語るという脚本に仕上げてみました。

思えば、奈良県桜井市忍阪区との取り組みの中でも音楽的な視点からこうした取り組みを提案し、地元の方に歌でご参加頂いたなんてこともありましたので、既にそのベースはできていたようにも思っております。

名張歴史読書会さんにご尽力頂き、みなさんのぬくもりも感じていただける作品となっております。
ありがとうございます!

そうはいっても万葉歌の主役はあくまで1300年前の作者。現代に生きる人々ではありませんね。
当日は人麻呂の見た情景も併せて万葉の心をお楽しみ頂ければ幸いです。

万葉は心の音楽。

7月4日、名張で上演致します。
どうぞお誘い合わせの上、ご来場下さいませ。
心よりお待ちしております。


この日は待ち合わせ時刻より随分早めに名張入りしたので、ランチ場所を探そうと名張駅前観光案内所に立ち寄ったら、大きなポスターが。
名乗ることなくそそくさと退散。


みなさん、私のつたない台本を熱心に確認中。頭が下がります。


いったい何がはじまるのでしょうか!?(笑)


屋外撮影にも繰り出しました!

当日の内容は、出演者のみなさんが一番ひっくりかえったりして…(笑)