一見、何の関係もないように思える両者。
ところが。
ご存知の通り、万葉集にも野鳥は詠まれているし、古事記にも詠まれている。
古代人の見た鳥たち。そして鳥たちに見る往時の人々の思想感。
後者はこれからもっともっと時間をかけて考古学の世界も踏まえて読み解いてみたいと思っています。
そこで前者の鳥。
例えば鶴。
万葉集、古事記では「たづ」と詠む。
漢字表記となると、鶴=つる のみと捉えられがちだが、古代において鶴(たづ)は、鶴(つる)のみに限らず大型の鳥を指していたようだ。
鶴鳴き渡る。
古代、マナズル、ナベズルは日本全国各地に生息していたらしい。
私の住む愛知県でも、「桜田(さくらだ)へ 鶴(たづ)鳴き渡る 年魚市潟(あゆちがた) 潮干にけらし 鶴鳴き渡る」と詠われている。
ちなみに桜田は、現、名古屋市南区桜本町周辺をいい、今は干潟であった名残も感じられない程に市街地となっている。
さて、この鶴鳴き渡る光景を何とか現代の映像の中で再現できないものかと、ここ近年野鳥観察へ行っては、挑戦しているがこれがなかなか難しい。
まずは、鶴(たづ)の種類。
これは、アオサギが一番近いのではないかと思っている。
(いづれもアオサギ)
シラサギも美しい。
が、「鳴き渡る」という言葉の響きからも、シラサギよりアオサギの高らかな一鳴きが、断然イメージに近い。
そして、姿。
シラサギだとコサギは平均全長61センチ、チュウサギ68センチ、ダイサギ90センチに対し、アオサギは93センチ。
(チュウサギ?とアオサギ)
ちなみにマナズル、ナベズルは100センチ越え。
せっかくの再現、飛んでいる容姿を撮影できればと、アオサギに出会っては撮影を試み、今まで撮った映像数知れず。
しかし。
いい距離感で撮れたと思えば、電線が入っていたり、今回こそと思いきや、アオサギの早さにビデオがついていかずと、苦労が絶えません。
期限無く挑戦していた私に、タイムリミットがやってきました。
11月、明日香村でその映像を再現してみたいと思っています。
バードウオッチングと万葉集。
奥の深い課題に、入り込んでおります。
(ノビタキか!?)
(モズ)
(ヒバリかなあ)
鳥の識別、、、まだまだ未熟です。
ところが。
ご存知の通り、万葉集にも野鳥は詠まれているし、古事記にも詠まれている。
古代人の見た鳥たち。そして鳥たちに見る往時の人々の思想感。
後者はこれからもっともっと時間をかけて考古学の世界も踏まえて読み解いてみたいと思っています。
そこで前者の鳥。
例えば鶴。
万葉集、古事記では「たづ」と詠む。
漢字表記となると、鶴=つる のみと捉えられがちだが、古代において鶴(たづ)は、鶴(つる)のみに限らず大型の鳥を指していたようだ。
鶴鳴き渡る。
古代、マナズル、ナベズルは日本全国各地に生息していたらしい。
私の住む愛知県でも、「桜田(さくらだ)へ 鶴(たづ)鳴き渡る 年魚市潟(あゆちがた) 潮干にけらし 鶴鳴き渡る」と詠われている。
ちなみに桜田は、現、名古屋市南区桜本町周辺をいい、今は干潟であった名残も感じられない程に市街地となっている。
さて、この鶴鳴き渡る光景を何とか現代の映像の中で再現できないものかと、ここ近年野鳥観察へ行っては、挑戦しているがこれがなかなか難しい。
まずは、鶴(たづ)の種類。
これは、アオサギが一番近いのではないかと思っている。
(いづれもアオサギ)
シラサギも美しい。
が、「鳴き渡る」という言葉の響きからも、シラサギよりアオサギの高らかな一鳴きが、断然イメージに近い。
そして、姿。
シラサギだとコサギは平均全長61センチ、チュウサギ68センチ、ダイサギ90センチに対し、アオサギは93センチ。
(チュウサギ?とアオサギ)
ちなみにマナズル、ナベズルは100センチ越え。
せっかくの再現、飛んでいる容姿を撮影できればと、アオサギに出会っては撮影を試み、今まで撮った映像数知れず。
しかし。
いい距離感で撮れたと思えば、電線が入っていたり、今回こそと思いきや、アオサギの早さにビデオがついていかずと、苦労が絶えません。
期限無く挑戦していた私に、タイムリミットがやってきました。
11月、明日香村でその映像を再現してみたいと思っています。
バードウオッチングと万葉集。
奥の深い課題に、入り込んでおります。
(ノビタキか!?)
(モズ)
(ヒバリかなあ)
鳥の識別、、、まだまだ未熟です。