「クラシックの名曲」を探して

実は、とても些細なことですが、
僕にとって残りの人生で出会えるかどうか、出来ればもう一度お会いしたいと願うクラシックの名曲があります。

随分大げさな前節ですがね

それは、作者も分からない、メロディーも分からない、タイトルも知らない曲なのです。

ただ、聴くとこれだ！この曲だ！となるわけで、

前にお会いしたのは20年ほど前、通りすがりの小学校の給食時間に聴こえてきました。
暫し立ち止り回想に更けたのです。

それ以来、お会いしていません。
もう一度だけでも・・・と恋焦がれる乙女のように、
図書館に行ったり、レンタルCD屋さんに行ったり、山野楽器行ったりしてね。

でもね、チャイコフスキーなのか、メンデルスゾーンなのか、ビゼーなのか、
モーツァルトや、ベートーヴェンや、ヘンデル、ショパンじゃないことは分かっているのです。

なんとなく、エルガーの『愛のあいさつ』に似ているような感じなのかな。

で、図書館のCDコーナーに向き合って暫し眺めても、
交響曲なのか、協奏曲なのか、管弦楽なのか、室内楽なのか、カテゴリのインデックスと作曲家の仕切りに、
ただ佇むしかできないのです。

どうしたら見つかるのだろう・・・。

で、新しく「これだっ！」と試みたのがクラシック名曲200選でした。
本日図書館で借りてきて、
まるで、カーテンの向こうにいる「あの人との再会」の気分で、

イントロクイズのようにカチカチ曲送りをして先ほど200曲聴き終えました。


出会えませんでした。


これからもあの人は何処への気持ちで再会を夢見ている次第です。


今日はとても冷たい雨。
明日からまた頑張りましょう