隊長のブログ

中国上海に2003年12月から2008年1月まで駐在。趣味はヒップホップダンス、ジャズダンス、旅行、映画、スポーツ観戦。

映画 Film96 『母と暮せば』

2017年01月16日 | 映画

隊長が、これまでに観た「映画」を紹介するシリーズの第96回は、『母と暮せば』をお送りします。


1月14日(土)の午後に、「シビックシシアター☆トークショー『母と暮せば』上映と井上麻矢氏トークショー」と題したイベントに参加しました。


会場は、文京シビックセンター⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/08c4444122679eb71808ad22214e0098 2階の「文京シビックホール小ホール」です。


同小ホールに行くのは、昨年5月の『林家たい平独演会』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c46e3fb0200271df9dcb486f7625d06a 以来。


この催しは、「公益財団法人 文京アカデミー」の主催で、第1部が『母と暮せば』の上映、第2部が井上麻矢氏のトークショーでした。


『母と暮せば』は、2015年12月12日に公開された山田洋次監督の作品です。


山田監督の作品は、『たそがれ清兵衛』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/8f9600bd35ed0b274b52cabf8d582bcd を紹介しています。


この作品は、作家の故・井上ひさしが晩年に構想していた、広島・長崎・沖縄をテーマにした「戦後命の三部作」の想いを山田監督が引き継ぎ、長崎の原爆をテーマに制作されました。


広島を舞台にした井上氏の戯曲「父と暮せば」と対になる作品です。


主演は、吉永小百合と嵐の二宮和也。


吉永さんは、高倉健さんと共演した映画『海峡』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cd127bee08f9bf32d1669968f8dbf03a を、


二宮君は、TVドラマ『優しい時間』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/35e5e44706cb73570fd16a7ef3454664 を紹介しています。


他の出演者は、黒木華(はる)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0657d42b6fa12d58df2b7f9302a1e638 、浅野忠信、橋爪功、など。


初めて観た時には、気がつかなかったのですが、子役でスケーターの本田望結(みゆ)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b510dbde8f015feb79fa4267a080027e も、出演しています。


音楽を坂本龍一が担当しています。


あらすじは、長崎医科大学に通う福原浩二(二宮和也)は、授業中に被爆し、一瞬の内に跡形もなく死んでしまいました。


それから三年、母親の助産婦 信子(吉永小百合)は、浩二のいいなずけ町子(黒木華)の支えを受けて、慎ましく暮らしていました。


そんな信子の前に、浩二の亡霊が現れます。。。


この映画を初めて観たのは、昨年5月 中国鄭州市に向かう中国南方航空の機内です⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b2c19ace1fa5a4aa572f356ce69c67eb


ちなみに、帰りには『レヴェナント:蘇えりし者』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1933f2201a2fb9fde2b1551da99b2f6a を観ました。


中国の航空会社の機内で、日本映画と米国映画を上映していて、偶然とは言え『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽も坂本龍一が担当しているのには驚きです。


第2部では、井上ひさし氏の三女で、劇団「こまつ座」の社長 井上麻矢氏が、「父・井上ひさしの想いを継いで」と題して、『母と暮せば』誕生の経緯(いきさつ)や、エピソードを話してくれました。


話しがそれてしまいますが、トークショーの前に司会の方が井上麻矢氏の紹介をして、「映画の“裏話”を話して頂きます」と言われました。


“裏話”だと、「政界の裏話」だとか、少し品のないニュアンスを含んでいるのに対して、“エピソード”には「微笑ましエピソード」など、好意的なニュアンスもあるので、この場合は“エピソード”の方が良いと思いました。


麻矢氏は、山田監督とお会いして食事をした時に話したことで、この映画が誕生したことや、監督は最初から母親役に吉永小百合をイメージしていたことを語ってくれました。


また、浩二のモデルには、1945年に戦死した詩人の竹内浩三で、浩三もメンデルスゾーンの曲が好きだったと紹介してくれました。


信子が浩二に連れられて天国に旅たって行くラストシーンに流れた合唱の詞が、広島で被爆した原民喜(たみき)の小説「鎮魂歌」を元にしていることも話してくれました。


改めて『母と暮せば』を観て、そして麻矢氏の話しを聞き、ひさし氏や山田監督の想いに、出演者、スタッフが見事に応えて、感動的な作品が出来上がったと思いました。

 


===「映画」バックナンバー ===
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f

Film1~85 省略

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