隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

映画 Film90 『君よ憤怒の河を渉れ』

2016年12月01日 | 映画

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第90作品目は、『君よ憤怒 (ふんど ) の河を渉 (わた) 』をお送りします。

 

 


『君よ憤怒の河を渉れ』は、1976年に公開された佐藤純彌(じゅんや)監督、高倉健 主演のサスペンス映画。

 

原作は、西村寿行の小説。


映画では、憤怒 (ふんぬ) を “ふんど” と読ませている意図は何なのでしょうか。


高倉健以外の主な出演者は、中野良子 (りょうこ)、原田芳雄、田中邦衛、ほか。

 


あらすじ:新宿の雑踏で検事の杜丘冬人 (高倉健) は、見知らぬ女から「金品を盗まれ強姦された」と告発されて警察に連行。


さらに、見知らぬ男 (田中邦衛) も「カメラを盗まれた」と供述し、逮捕されてしまいました。


これは、罠だと悟った杜丘は、現場検証の場から逃走を図り、手掛かりを求めて北海道に渡ります。。。

 


感想:この映画を初めて観た時には、強烈なインパクトを感じましたが、改めて観て、その感を強くしました。


オープングに流れる、男声スキャットの音楽も新鮮でした。


北海道でのシーンは、まるで西部劇の様ですね。


一回も操縦したことのないセスナ機で杜丘が、北海道から本州に飛ぶシーンは、仰天ものです。


さらに、新宿西口を疾走する馬、信じられない展開です。サスペンス映画と言うより、観ていて肩のこらない娯楽作品です。


この映画は、中国で公開され大ヒットしたそうです。その縁から、高倉健主演の 『単騎、千里を走る。』  が製作されました。


これまでも、健さんの映画を紹介する度に書いていますが、この映画に出演していた多くの方が、鬼籍に入られています;


高倉健、原田芳雄、大滝秀治、池部良、西村晃、など(敬称略)。

 

亡くなられた皆さんの、ご冥福をお祈りいたします。

 

 

 


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