読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

デザイン家電は、なぜ「四角くて、モノトーン」なのか?

2020年03月31日 18時05分31秒 | ■読む
木全賢著、エムディエヌコーポレーション刊著者は大手企業を数社勤務した後独立して、デザインに関するコンサルティングを行っているとのこと。本書のタイトルが目を引いたので手に取りましたが、聞くところによると、一般的にタイトルは編集者の決定事項だそうで、そのタイトル(お題)に沿って著作者が執筆することが一般的だそうです。本書はどうなのでしょうか。さて、モノの魅力は大きくデザインと性能に左右され、その次にコ . . . 本文を読む
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YouTube:Making a motorcycle

2020年03月30日 16時10分00秒 | ■見る
韓国の方と思しき方のミニチュア製作の動画です。大分前に「3Dプリンターペン」という商品が発売になったと聞きましたが、この動画は、その商品を使ってミニチュアのオートバイを作るものです。プラモデル愛好家やジオラマ作家が、様々なテクニックで素晴らしい作品を作ることは知っていましたが、3Dプリンターペンでこのような作品を作れることに驚きました。34分余りの動画ですが、ひたすらびっくり。その他の動画も沢山あ . . . 本文を読む
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薬の話し

2020年03月29日 15時27分57秒 | ■読む
山崎幹夫著、中公新書刊本書は12の章からなる薬の物語です。初めは胃潰瘍で亡くなった夏目漱石が登場し、漱石の人となり、死に至る経緯を交えながら、抗潰瘍薬の開発の過程を分かり易く解説しています。その他に取り上げているのは「モルヒネ」、「ビタミンB1」、「インスリン」、「抗結核薬」、「血圧降下剤」、「麻酔薬、催眠薬」、「催淫剤」、「ペニシリン」、「狭心症治療薬」、「精神病治療薬」、「抗炎症ステロイドとピ . . . 本文を読む
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TAKUMI AI時代にモノづくりは生き残るのか。

2020年03月28日 20時38分42秒 | ■見る
アマゾンプライムで見た作品です。人類史上、古くから存在する技術は手仕事によるものであった。それらの技術は、数千年に亘りほとんど変わらなかったが、産業革命の時以来、機械による大量生産が始まり、近年のエレクトロニクスなどの技術革新により、より高度な製品の生産が可能になった。加えて、コンピュータ技術の進展により、メカトロニクスの深化、更にはAIの実用化が進んで、人間に固有な「知」と考えていたことがコンピ . . . 本文を読む
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相克のスナイパー

2020年03月26日 19時23分06秒 | ■読む
アンドリュー・ピーターソン著、竹書房文庫刊読み始めてみると、いきなり山場に入っており、登場人物の説明も一切無い。状況も良く分からない。珍しい展開の作品だと思いながら何とか読み進めて、粗筋が分かった頃に、実は下巻から読み始めたことに気付いた。初めての経験だが、こんな読み方でも何とかなることが分かった。主人公はCIAのスナイパーだったが、敵に捕まり拷問の末に自白し心身共にダメージを被ったが助かり、除隊 . . . 本文を読む
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トップギア ジェームズ・メイの世界の国民車

2020年03月25日 20時22分45秒 | ■見る
イギリスの著名な自動車評論家が、世界の国民車を3回に亘り解説する番組です。国民車として開発されたフォルクスワーゲンが誕生する経緯など、うんちくに属する話題が面白いが、全体にまとまりがなく、英国特有のジョークの連発や、冗談に徹した勝負を仕込んだりと、日本人には馴染みにくい構成と思います。しかし、戦後開発された様々な車の乗り心地や特性などが明快に述べられ、普通の人が日常の道具として過不足無く使用できる . . . 本文を読む
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新宿鮫XI 暗約領域

2020年03月23日 18時35分46秒 | ■読む
大沢在昌著、光文社刊短編集一作を含めた12冊目の新宿鮫シリーズの最新作です。「新宿鮫X 絆回廊」から8年振りの作品です。今回はボリュームが増えました。鮫島の周囲に変化が起きますが、暗闇の中の入り組んだ迷路を手探りで辿る醍醐味に変わりなく、ワクワクしながら読める作品でした。鮫島は鮫島だ、ということでしょう。このシリーズを読んでいつも感じるのは、その時々の犯罪事情とその背景を存分に取り入れて物語を作り . . . 本文を読む
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神様からひと言

2020年03月22日 18時47分14秒 | ■見る
同名小説から製作され、2006年に放送されたテレビドラマです。大手企業から食品企業へ転職した主人公は、会議の空気を読まずにトラブルを起こし、社内の吹きだまりであるお客様相談室に島流しになってしまう。そこには、心を病んだ人、人生を半分投げた人など、風変わりな人々がおり、異動したての主人公に苦情処理を押しつける。さて、主人公はどうするのか。とぼけたキャラそのままの(本当は違うだろう)主人公役の伊藤淳史 . . . 本文を読む
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マフィア シチリア名誉ある社会

2020年03月19日 20時27分23秒 | ■読む
竹山博英著、朝日選書刊暴力的な犯罪組織は、どこの国にあるらしい。特にシチリアに由来するマフィアは名高い。あとがきによれば、イタリア文学者である著者が、「マフィアを主題にした小説を何冊か読んで、その内容が十分に理解出来なかったのが、研究を始めるきっかけになった」そうだ。本書を読めば、マフィアなどの暴力的な犯罪組織が、シチリアでなぜ生まれたのかが分る。そして、なぜアメリカへマフィアが写っていったのかも . . . 本文を読む
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駆込み女と駆出し男

2020年03月12日 20時15分03秒 | ■見る
2015年公開の日本映画。井上ひさしさんの「東慶寺花だより」が原作だそうだが、本作を見て読みたくなった。アマゾンプライムで評価が高かったので、余り期待しないで見始めたが、いきなり顔を張り倒されるかと思う程驚いた。画面の隅々まで神経が行き届いたしつらえと、井上さんの作品であれば、さもありなんと思しき見事な台詞廻し。俳優陣の熱演も素晴らしく、重要な役どころを演じた脇役陣も見応えがあった。神野三鈴と陽月 . . . 本文を読む
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電子辞書三種

2020年03月11日 19時39分01秒 | その他
15年くらい前に電子辞書を使い始めた。当時はインターネットが身近に使える環境になかったし、例え使えても、今時のスマホのように簡単に調べることは出来なかったから、非常に重宝した。職場と自宅用にカシオの電子辞書を購入した。広辞苑と漢字源やカタカナ辞書、百科事典に英語辞書。その便利さに驚き感動した。職場と自宅用にそれぞれ購入したが、いずれも今でも使用できる。自宅用に購入する際には、英語辞書が充実している . . . 本文を読む
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キリング・フロアー

2020年03月10日 19時24分12秒 | ■読む
リー・チャイルド著、講談社文庫刊たまたま目にした本作が、以前映画で見た「アウトロー」と「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」の原作となったシリーズの第一作目と知り手に取りました。映画は、いずれもトム・クルーズが主演で、格好良い主人公のアクション映画でしたが、本作は、ミステリーの要素が幾分強い作品でした。上下巻で700ページ弱の長編ですが、飽きることなく読み続けられました。日本では20 . . . 本文を読む
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ワイドピーラー

2020年03月09日 19時43分44秒 | その他
カボチャをコンソメで8-10分ほど煮てから粗熱を取り、マヨネーズを適量加えて冷蔵庫に入れておくと、朝食用の一品に仕上がります。簡単で美味しく飽きない。問題は、カボチャの皮を剥くことです。以前は大分前に購入したピーラーを使っていて、剥くのに一苦労。そこで、新しいものを購入して大分改善された。しかし、しばらく使っているうちに、改善された状態に慣れてしまってありがたみを感じなくなった。あるいはカボチャの . . . 本文を読む
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アーリーマン ダグと仲間のキックオフ!

2020年03月08日 19時28分37秒 | ■見る
2018年公開のイギリスのアニメ映画です。監督が「ひつじのショーン」シリーズのニック・パーク監督とアードマン・アニメーションズだそうで、同じテイストの作品です。主人公は原始人で、自分たちの命運を賭けて、金属を使用している文明化された部族とサッカー試合をすることになる。保守的な仲間を説き伏せ、サッカーの練習を始めるが・・・。大まかなストーリーは単純で、子どもが見ても分かるように出来ている一方で、原始 . . . 本文を読む
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USB FAN

2020年03月07日 20時02分13秒 | その他
夏に扇風機ではなくサーキュレーターを使うようになって数年経った。最初は山善の製品を使ったが音が大きい割に風量が少ない。アイリスオーヤマの製品が、静かな割に風量が十分でコスパも良く愛用している。無論冬は使わないが、加齢と共に冷えた身体を十分に温めるために長湯するようになり、少しの間汗だらだら。(というくらい、十分に暖まっている)扇風機では風邪を引きそうなので、小ぶりな扇風機を物色したが、丁度良い風量 . . . 本文を読む
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