読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

3時間で「専門家」になる私の方法

2008年05月31日 19時57分48秒 | ■読む
佐々木俊尚著、PHPファクトリー・パブリッシング刊。著者は新聞記者からアスキー編集部を経てフリーのジャーナリストとして活躍しているとのことです。構成が明快で、具体例を基に解説していきますが、単なる技術論ではなく、しっかりした方法論が示されています。 私にとってインターネットは大変便利で仕事に欠かせない情報源ですが、効果的な利用方法が身に付いていませんでした。本書は大変参考になりました。仕事でネット . . . 本文を読む
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できる Photoshop Element

2008年05月31日 19時50分30秒 | ■読む
インプレス刊です。フォトショップエレメントは、バンドル版を入手してからバージョンアップをしましたが、しみじみ使ったことがありませんでした。昔のフォトショップが独自のメニューで分かりづらく使いこなせなかったので、何となく敬遠していました。しかし、この本で使い方が大分理解できました。特に、クイック補正での写真の画質の自動補正は本当に便利です。今までは、デジカメde同時プリントを使っていましたが、補正結 . . . 本文を読む
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HOW TO BUILD 福井晴敏

2008年05月26日 22時01分36秒 | ■読む
福井晴敏監修、幻冬舎刊。福井さんの著作で初めて読んだのは、「亡国のイージス」でした。まったく新しいタイプの作風で、あっという間に読み切りました。その後に「終戦のローレライ」、「Twelve Y.O.」、「川の深さは」、「6ステイン」、「op.ローズダスト」と読み進みました。ほとんどがかなりの短期間で読み終えたと思います。(ちなみに一番好きなのは「川の深さは」です。密度が濃い気がします。) ある本で . . . 本文を読む
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日本女子バレー

2008年05月24日 21時44分15秒 | ■見る
先程、女子バレー試合の番組が終わりました。タイに予想外に苦戦し、フルセットの末にやっと勝利。タイの変化のある攻撃に苦しんだようです。録画で結果は出ていると分かっているのに祈ってしまう。スポーツは、人の力、技術、体力、そして思いが集まっています。一人ひとりが、才能や運だけでなく深い思いを積み重ねてこの場所に立っているのだと思います。 セッターの竹下選手が素晴らしい。この人はどうしてこんなに頑張れるの . . . 本文を読む
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最高の人生の見つけ方

2008年05月24日 17時39分47秒 | ■見る
久しぶりに映画を見ました。「最高の人生の見つけ方(THE BUCKET LIST)」です。名優、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンの共演する作品です。ネットのストーリー紹介によれば『自動車整備に身を捧げてきたカーターと、金に固執した人生を送ってきた実業家エドワードが、入院先の病院で同室に。お互いの余命が残り少ないのを知った彼らは、人生でやり残したことをまっとうしようと意気投合する。』で、同 . . . 本文を読む
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「本」に恋して

2008年05月21日 20時13分53秒 | ■読む
松田哲夫著、新潮社刊。作者は編集者として活躍し、現在は筑摩書房の役員とのこと。以前「印刷に恋して」という、氏の著作を読んだことがあります。その印象は、本当に本が好きなんだなぁ、というものでした。本書では、本が出来上がるのに必要な、紙、インキ、印刷、製本など本作りの現場全般が描かれており、細密なイラストが付いています。しかし、前半の製本の部分は、イラストを見ながらでも中々理解できませんでした。 その . . . 本文を読む
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マラソン・マン

2008年05月20日 07時24分20秒 | ■読む
ウィリアム・ゴールドマン著、早川書房刊。大分昔、ビデオで見たダスティン・ホフマン主演のビデオ映画の原作でした。ビデオはよく覚えていないのですが、小説の方が背景などが細かに分かり、別な楽しみか方が出来ます。著者は優秀な脚本家で「明日に向かって撃て!」や「大統領の陰謀」でアカデミー賞最優秀脚本(脚色)賞を受賞しているとのことです。 アメリカの小説でよくある手法で、二人の人物の行動を交互に描き、やがて両 . . . 本文を読む
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嘘も隠しも

2008年05月17日 20時36分26秒 | ■聴く
出久根達郎著、オフィス・コア制作のカセット文庫です。例によって、多彩かつ穏やかなエッセイ集でした。出久根さんのエッセイ集を聞いていると、氏の交友の広さ・深さが窺えます。また、飲み助の人々との大人の付き合いは、ほのぼのとしており、目に浮かぶようです。10代のごく若いうちから様々な経験を重ねてきた氏ならでわの絶妙で軽妙な生き方の筋道は本当に品が良い。 私の酒場遍歴は、思い出すのも悲しい程のお粗末さであ . . . 本文を読む
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速効!一太郎2004

2008年05月14日 21時23分12秒 | ■電脳
ずっとワードを使ってきて文書作成に全く不自由しませんが、マイクロソフトオフィスが余りにも高くって、新しいバージョンを買う気がしません。また、ATOKをずっと使ってきましたので、「ATOK」→「一太郎」→「スイーツ」と買い進めてきました。今回は、花子とPDFのバンドルに惹かれてスイーツを購入した次第です。 しかし、段落の設定と表組みの仕組みはワードと一太郎では全く異なっており、少し込み入った文書を作 . . . 本文を読む
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正規表現

2008年05月13日 22時35分18秒 | ■電脳
MS-DOSの時代、桐というデータベースソフトがありました。当時としては大変に高機能なソフトでした。このソフトに各計画内容を入力しておけば、自由自在に様々な帳票として使い回しが出来ました。(後のマイクロソフトのアクセスのリポート機能と同じです。)これを、計画の管理に使おうとしたのですが、当時は、職場でパソコンは全く普及しておらず、ばらばらのワープロ専用機で文書が作られていました。NECの文豪、富士 . . . 本文を読む
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銀座の恋の物語

2008年05月12日 22時21分28秒 | ■読む
阿刀田高作、横浜カセット文庫制作。阿刀田さんの著作は読んだことがありません。吉川英治文学賞を受賞した『新トロイア物語』を買っておいてあるのですが、まだ読んでいません。本作は、いわゆるミステリー仕立ての、対照的な短編2作が収録されています。 「干魚と漏電」は何とも奇妙な取り合わせで、何だか落語のお題噺のようですが、まぁ、楽しめました。(よく考えると無理のある落ちなのですが)2作目の「銀座の恋の物語」 . . . 本文を読む
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忍ぶ川

2008年05月11日 21時31分15秒 | ■聴く
三浦哲郎作、横浜カセット文庫制作の朗読作品です。三浦さんの作品は、やはりカセットで『ユタとふしぎな仲間たち』を聞いたことがありました。本作は、昭和36年(1961年)に芥川賞を受賞しているとのこと。本当に美しい恋の物語で、今となっては想像しにくい主人公二人の暗い生い立ちではありますが、心が洗われるようでした。 聞いているうちに思い出したのですが、ついこの間聞き終えた出久根達郎さんのエッセイ集「残り . . . 本文を読む
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AVケーブル

2008年05月11日 17時13分06秒 | ■聴く
2008.04.14 の「いつの間にか」で書きましたが、私のオーディオは中古がほとんどです。パソコンの中のmp3 音源は、USBケーブルでオンキヨーの「SE-U55GX」という USB オーディオプロセッサーを通して聞いています。スピーカーも当然中古で、オンキヨーの D-202A LTD というブックシェルフタイプのスピーカーです。 でも、この組み合わせで聞いていると右のスピーカーの音が少し小さ . . . 本文を読む
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花子2006のすべて

2008年05月11日 13時03分19秒 | ■読む
ジャストシステム刊。同社の統合グラフィックソフト「花子」の解説本です。10年以上前は、まだソフトの分類が大まかで、いわゆるグラフィックソフトと言われるものは、文書の編集に軸足を置くものと、完全に画像を編集するものに分けれていたように思います。また、ベジェ曲線を思うように描くのは本当に難しかった。おまけにマシンも非力だから重くて使いにくかった。操作方法もウィンドウズの一般的な構成と違っており、なかな . . . 本文を読む
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ぐれる!

2008年05月06日 20時38分58秒 | ■読む
中島義道 著、新潮新書です。最初に読んだ中島さんの著書は、「うるさい日本の私」でした。Wikipedia によれば、『川端康成の『美しい日本の私――その序説』と、大江健三郎の『あいまいな日本の私』の、2人のノーベル文学賞受賞記念講演のパロディである。』そうですが、大変おもしろい本でした。なにしろ、言われてみれば、なるほど・・・、だけど、そこまで言うかねぇとびっくりしました。そのほかにも、「人生を< . . . 本文を読む
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