読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

AK‐47 最強の銃 誕生の秘密

2022年05月30日 11時55分48秒 | ■見る
2020年制作のロシア映画です。AK‐47は史上最も多く生産された銃で、本作は、その設計者であるカラシニコフがAK-47を開発した経緯を描いた映画です。下記2つ目のURLで、いかに優れた銃であるかがわかると思います。しかし、カラシニコフは正規教育を受けて設計者になったのではなく、幼少期から銃の製作に興味を持っており、その才能が花開いたのだということです。 ハリウッドの映画のような作りで娯楽性十分 . . . 本文を読む
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造船の技術

2022年05月28日 12時51分59秒 | ■読む
池田良穂著、サイエンス・アイ新書現代の先端技術を交えた造船技術を、船体、エンジン、スクリュー、舵などの主要な構造物、更には安定した航海の為に生み出されたスタビライザー、係船システム、荷役装置、通信とレーダー、塗装、救命艇と、広範囲に亘り、豊富な写真を交えて簡潔かつ分かり易く解説しています。特に、それぞれのパーツの代表的な国内メーカーでの実際の製造現場や製品の写真が豊富なことは、理解する上で非常に有 . . . 本文を読む
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ジョルト

2022年05月25日 15時37分51秒 | ■見る
アマゾンが配給しているアメリカのアクション映画です。他人のイケナイ行動に触れるとキレテ暴力を振るう性質を持った少女が、紆余曲折を経て成人するも、症状は改善されない。精神科医の治療を受けながら、怒りの衝動を抑える治療を続けているが、なかなか思うようにいかない。ある時、ブラインド・デートで知り合った男性に惹かれるが、黙って帰ってしまう。精神科医は、恋愛関係も治療に役立つとアドバイスしたことから、男性と . . . 本文を読む
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ゴルゴ13 spコミックスコンパクト

2022年05月23日 11時30分32秒 | ■読む
ゴルゴ13のコミックを読み始めたら止まらなくなりました。最新刊の第164巻を読了するまで、大分時間を要しました。 第1巻の第1話「ビッグ・セイフ作戦」は、1968年(昭和53年)11月の作品で、最新刊の第164号の最後の話は「軍隊を持たぬ国」2012年9月の作品です。この間だけで44年の歳月があるのに、実際には昨年末までの9年間を加えると53年であり、半世紀を超えたベストセラー作品です。 アッ . . . 本文を読む
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インフィニット 無限の記憶

2022年05月21日 12時46分20秒 | ■見る
アマゾンプライムで配信中のアメリカのSF映画です。コロナの影響で上映を断念したとのことで、気合いの入った作品です。 前世の記憶を持って生まれる人々がいるが、彼らは、その能力を人間世界で生かすグループと、呪われた能力故に自己を含めた世界を破壊することを目指すグループに分かれている。主人公は、幼い頃から幻覚に苦しめられ、統合失調症との診断故に多くの困難を乗り越えてきた。しかし、職を失い、必死の就職活 . . . 本文を読む
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トム・クランシーの戦闘航空団解剖

2022年05月19日 15時26分11秒 | ■読む
トム・クランシー著、新潮文庫刊原書が1995年11月に出版された書籍の翻訳で、本書は1997年9月に出版されました。そのため、26年以前のアメリカ空軍の現状が描かれています。 精密誘導爆弾とステルス攻撃機F-117などの最先端兵器を投入され、圧倒的な勝利を得た1991年の湾岸戦争(下記リンク3つ目)は既に終わっていました。 本書によれば、この成果が却って空軍の規模縮小を招き、戦力維持の為、組織 . . . 本文を読む
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おらおらでひとりいぐも(映画)

2022年05月15日 09時40分38秒 | ■見る
2020年公開の日本映画です。同名小説の映画化です。原作を読んでいないので、映画化に際して加えた演出がどの程度か興味津々です。主人公の初老の女性にだけ見える3人の座敷童のような男達は何者か。作品のテンポはゆったりしていて、主人公の来し方が少しずつ分かるにつれ、主人公の寂しさと虚しさが伝わってきます。そしてタイトルの言葉に至るまでの、主人公の戸惑いと心の揺れが、自然に飲み込めるように、脚本と演出が組 . . . 本文を読む
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GAFAM VS.中国Big4

2022年05月13日 09時55分01秒 | ■読む
大西泰之著、文藝春秋刊コンピュータやスマホなどのデジタル機器が社会に多大な利便性を与え、その構造までも変えつつあります。現代は産業革命以来の大きな変革の時代の渦中にあって、アイディアと戦略で世界のデジタル需要を一瞬で囲い込み、莫大な利益を生み出している企業群が存在します。その企業に焦点を当てて、その来歴と現状を紹介している書籍です。 経済的な側面から執筆されており、その活動の是非は問わず、技術的 . . . 本文を読む
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J.S. Bach: Brandenburg Concerto No. 4 / Cappella Gabetta, Maurice Steger, Andres Gabetta

2022年05月10日 14時43分30秒 | ■聴く
作業時に、YouTubeで主に古楽を聞いていますが、取り分け気に入ったのが、タイトルの作品です。(2つ目のリンク)クラシックを聴き始めた頃に購入したCDの一枚がこの「バッハのブランデンブルグ協奏曲」で、リコーダーでの演奏でした。後年、友人に聞いたところ、リコーダーを使った演奏は珍しいので、ヴィル・マリナーのCDであろうとの事でした。CDは無くしてしまったので、YouTubeでこの動画を見たときは懐 . . . 本文を読む
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テスカトリポカ

2022年05月08日 09時13分30秒 | ■読む
佐藤究著、角川書店刊本作は、アステカ文明の神話に登場する神の名前「テスカトリポカ」をタイトル用いている。(下記リンク一つ目) 南米の麻薬カルテルの運営者の一人が、敵対勢力の襲撃をなんとか逃げ延びて東南アジアに潜伏し、捲土重来を図る。たまたま出会った日本人と、莫大な利益が見込める違法ビジネスを行うために日本に渡り、日本で仲間を集め組織を作り上げる。中国と東南アジアのマフィアと手を組んだ大がかりな犯 . . . 本文を読む
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MIFUNE: THE LAST SAMURAI

2022年05月06日 08時35分13秒 | ■見る
黒澤監督と共に、戦後日本の偉大な映画作品群を作り上げた三船敏郎さんのドキュメント映画です。共演した俳優や関係者の証言を織り交ぜ、三船敏郎さんを多面的に描いています。黒澤さんが作品を作る過程を深く掘り下げた著作を何作か読み、その中で、三船さんのこともおぼろげに知っていましたが、本作で、出生から帰国、映画界との関わり、その人柄など、興味深く見ました。スピルバーグなどの著名監督も三船さんを高く評価してい . . . 本文を読む
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前夜

2022年05月04日 08時16分49秒 | ■読む
リー・チャイルド著、講談社文庫刊ジャック・リーチャーシリーズの原作の8作目、翻訳の5作目の作品です。本作は、リーチャーが軍に所属し、軍警察の少佐としてある事件に遭遇する物語です。 今回は、部下の少尉と共に、何やら不穏な陰謀の動きがありそうな事件です。いつもの作品とは異なり、悪質な妨害に逢いながら、終始部下と共に事件の解明に挑みます。また、終始部下との会話で謎解きが進展する感じで、少し迂遠に感じま . . . 本文を読む
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キャッシュトラック

2022年05月02日 09時31分19秒 | ■見る
2021年公開のアメリカ映画です。アメリカのある現金輸送会社に男が入社した。体格は良いが、体力試験や射撃試験の結果は凡庸だ。しかも、イギリス人らしく、同僚達にからかわれたり嫌がらせなどを受ける。しかし、寡黙なその男は相手にならず受け流しており、何やら目的があって入社したようだ。 ある時、その男が乗車した現金輸送車が強盗に襲われるが、見事な判断と対応で、強盗達を皆殺しにしてしまう。唖然とした同僚達 . . . 本文を読む
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