2012年製作のスウェーデンとフランスの合作映画です。走っている車の中で、いきなりドラムを叩き始める男。警察に追われると、ドラムのセットを投げつけて逃亡します。その後、ドラムを演奏する男達が更に加わって、女性一人と男性5人の集団となり、日常の中にある有り触れた物でリズムを奏でる「事件」を起こし始めます。
一方、警察の中にちょっと変わった刑事がいる。実は著名な音楽家一家に生まれたが、音楽の才能がまっ . . . 本文を読む
ビル・スウィートマン著、渡部利久イラスト、河出書房新社刊
著名なイギリスの戦闘機に興味が湧き手に取りました。スピットファイアはドイツのイギリス進出を押し返した立役者として働いた聞いていましたが、実際には、イギリスの防空システムの総合的な勝利のようです。しかしながら、スピットファイアは優れた機体設計とロールスロイス社製のマーリンエンジンとの組み合わせによって、時代に先んじた性能を達成し、しかも、後に . . . 本文を読む
32018年公開のアメリカ映画です。ロシア領内海域で消息を絶った潜水艦の調査を命じられたアメリカの潜水艦と、現地の海軍基地を密かに偵察することを命じられたネイビーシールズがロシアの不穏な動きを防ぐ為に活躍する物語です。潜水艦が主役の作品と言えば「U・ボート ディレクターズ・カット」を思い起こしますが、本作は、いかにもありそうな脚本で、演出も凡庸ですが、こうした作品ではリアルさと共に、最新兵器が登場 . . . 本文を読む
高橋洋一著、講談社刊
ネットで「真相深入り!虎ノ門ニュース」を見ていますが、何人かの方の意見に触れ感心した方がいます(ちょっと上から目線か?)が、中でも高橋洋一さんは傍若無人な振る舞いに比べ、述べる内容の正確さ、深さとに大きなギャップを感じました。他の出演者が意見を述べている際には、関心なさそうにスマホをいじっており、コメントを求められると「ふんっ」と鼻を鳴らしてから「こんなのは・・・ですよ」と明 . . . 本文を読む
池井戸潤さんの同名小説を原作とする、2019年公開の日本映画です。実力派の俳優に加え、何人か異色の配役を交えています。取り分け主演の野村萬斎さんの快演ぶりは他の出演者と混じり合わない、異様な感じの表情と話しぶりでした。芸達者な俳優揃いでしたが、私は香川照之さんの、もがき苦しむ演技に引き込まれました。キャラが濃いながらも説得力のある演技でした。
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浅田次郎著、読売新聞朝刊
読売新聞の朝刊に2019年10月13日まで連載された時代小説です。貧しい御家人の家で育った乙次郎は、絶望的な境遇の中で学問と武芸に励み与力の家の婿になった。或日、何故か判然としないまま、旗本の咎人、青山玄蕃を蝦夷の松前藩への「お預け」処分の為押送することを命じられた。まだ子どもに過ぎない新妻に別れを告げ、勝手気ままな青山玄蕃に振り回されつつ、遙かな蝦夷地を目指して旅立つ。 . . . 本文を読む
2011年にアメリカとイギリスで放映されテレビドラマシリーズです。イギリスの極秘部隊「セクション20」の隊員スコットとストーンブリッジを中心としたメンバーがテロ組織などの陰謀を阻止する物語です。シーズン2まで見終わりましたが、映画のように作り込んでいて見応え十分です。派手な銃撃戦が見物ですが、陰謀の深さと複雑さ、登場人物たちにまつわる謎が絡んで、ミステリーの要素も楽しめます。主役の二人を演じたフィ . . . 本文を読む
安価な割に評価の良いJVCケンウッドの「JVC HA-MX10-B」を購入した所、音質に関しては値段以上という感じがしましたが、付け心地が酷く悪い。耳たぶを押しつけられる感じで、せいぜい30分くらい着けているのが精一杯。また、非常に評価が高い城下工業の「SoundWarrior SW-HP20-B」は評判どおり素晴らしい音でしたが、独特のイヤーパッドで一時間程度着けていると、少し耳が痛い。困りまし . . . 本文を読む
石平著、PHP新書刊
中国と日本との関係を歴史的に振り返り、中国と何らかの関係を持った時は、日本は酷い目に遭った時だということを振り返り、中国との関係を持つことを避けるべきとの提言です。最後には、地政学的な観点から、中国を除く国々と良好な関係を持つことによって、日本は反映するとの提言がされています。
期待した程の内容ではありませんでした。
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この4年間「ロジクールのワイヤレス・フルサイズ キボード K270」を購入し便利に使っていました。電池の持ちが良く使いやすかったので、今までで一番長く使い、かなり酷使しました。購入時は2,000円ちょっとだったと思いますが、今は1,600円程度。良い買い物であったと思います。
欠点もあります。筐体がやや弱く、両手でねじると簡単に歪みます。(打鍵だけで歪む感じがします)また、裏面の奥の両サイドに付い . . . 本文を読む
両親の不和と父親の偏執的な気質によって追い詰められた少年が、相思相愛の初恋の相手を失い深く傷付く。母親に続いて少年も家を出て、やがて才能を生かした仕事に就く。父親と主人公の少年が何とも不器用な生き方しか出来ないことから、人生の岐路を誤り続ける。
ある時、母親が亡くなり久し振りに帰郷した主人公は、初恋の相手に再会する。一晩を過ごし翌日・・・。
SF映画のはずが、私の苦手な内面の葛藤を延々と描き続け効 . . . 本文を読む
関口義人著、岩波新書刊
昔からジプシーという名に関心を抱いていましたが、その実態を知りませんでした。「流浪の民」という印象くらいでした。テレビのコマーシャル音楽で知った「ジプシー・キングス」が何とも強烈で、印象に残りました。また、新宿のエル・フラメンコとスペイン旅行で見たフラメンコがジプシー文化の一つと理解していました。
そうした漠然とした理解と好奇心から本書を手に取りました。著者は仕事の傍らジプ . . . 本文を読む
2013年公開のシリーズ2作目のオーストラリア映画です。ひたすら茫漠とした大地は、前回よりも少しだけ後ろに引いていますが、人々の精神にまで影響を与えているのは同様です。今回は主人公の刑事が酷い酔っ払い運転で、よその土地で現行犯逮捕される場面から始まります。少しずつ登場人物達が紹介され、物語が動き出します。説明的な映像は無く、最低必要な情報が淡々と描き出され、やがて大きな山場に至ります。広大な大地に . . . 本文を読む
山崎雅弘著、学研M文庫刊
山崎さんの著作である「現代紛争史」と「歴史で読み解く アメリカの戦争」を読み感銘を受け本書を手に取りました。流浪の民であるユダヤ人が念願の国家再興を遂げたが、既にそこに住んでいたパレスチナの人々が追い出されてしまう。また、イギリス、フランス、アメリカなどの国々が、中東の資源などを狙って自国本位の場当たり的な関与を行って、更に困難な状況を生み出してしまう。本書は、イスラエル . . . 本文を読む
私の好きな変人の高橋洋一さんが、菊地さんの再婚相手を微妙にくさしています。唖然、呆然、嫉妬しているのが見られます。面白い。
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URL => https://www.youtube.com/watch?v=w5HvK0n_DeI
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