読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

再会の夏

2022年07月31日 15時27分25秒 | ■見る
2018年公開のフランスとベルギーの合作映画です。舞台は、第一次世界大戦直後のフランス。、新兵として出兵したにもかかわらず、最高の勲章を受けた元兵士が国家侮辱罪で拘置されている。そこにベテランの軍判事が、軍法会議に掛けるか否かを決するためにやってくる。拘置所の前で降りると、何やら真っ黒な犬が拘置所に向かって吠え立てている。拘置所の責任者に尋ねると、その元兵士の飼い犬であるらしい。軍判事は元兵士に話 . . . 本文を読む
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プラモはじめます!

2022年07月29日 08時36分29秒 | ■読む
香坂きの著、株式会社KADOKAWA刊プラスティックに塗装をしたことがありますが、うまくいかなかった。その後、プラモデルの塗装に関心を持ちましたが、そのまんまで放置していました。先日本書を見て、そのことを思い出し、手に取った次第です。ごく分かり易い編集で、写真満載です。著者は初心者向けの説明がとてもうまいように思いました。YouTubeチャンネルも持っているようなので、見てみたいと思います。--- . . . 本文を読む
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JUNK HEAD

2022年07月27日 10時19分32秒 | ■見る
2021年公開の日本のストップモーション・アニメーション映画です。詳しくは、下記のリンクを見ると分かりますが、気が遠くなるような作業を繰り返して作り上げられた作品です。 作品の最後に撮影風景の一部が紹介されていますが、デジタル一眼レフと思しきカメラで撮影しているようです。一コマ一コマ撮影して、それを高速で切り替えると、映画と同じように見えるのだから、納得です。 物語の展開に中だるみを感じました . . . 本文を読む
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神の犬

2022年07月25日 10時37分14秒 | ■読む
谷口ジロー著、小学館文庫刊緻密な画風の谷口さんの作品です。軍用犬として訓練されたブランカという名の犬は、遺伝子操作技術によって生体改造され、飛躍的な戦闘能力を持つに至りましたが、軍の施設を逃れ、途中で狼の群れと遭遇し、2匹の子を残します。 本作はその子達が、違った状況に置かれながらも、互いに相手を求めて行動する過程で示す驚異的な能力が見所です。 二匹を巡って人々が右往左往しますが、2匹は純粋な . . . 本文を読む
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フィスト・オブ・レジェンド

2022年07月23日 14時09分33秒 | ■見る
2013年制作の韓国映画です。ボクシングのオリンピック選手候補であった高校生の主人公は、理不尽な事から選に漏れてしまう。 その頃に出会った友達は、それぞれ別々の人生を歩んで行くが、主人公は流行らない食堂の亭主として、無くなった妻との間にもうけた高校生の娘と暮らしている。 そんなある日、テビ局のディレクターが来店し「かつて喧嘩番長であったオジさんがプロの選手に勝ったら賞金を手にすることが出来る番 . . . 本文を読む
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犬を飼う

2022年07月21日 17時42分39秒 | ■読む
谷口ジロー著、小学館文庫刊緻密でリアルな存在感を感じる作風で、大人の鑑賞に堪える作品を残した谷口さんの画期となった作品です。本作は、子供のいない夫婦が、あることから犬を飼うことになり、次第に家族の一員として愛するようになっていきます。そして老いて無くなるまでの日常を淡々と、しかし印象深く描いていて秀逸です。中野孝次さんの「ハラスのいた日々」にも通じる、愛犬への深い愛情と喪失感を描いており、心に残り . . . 本文を読む
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コールドケース2 ~真実の扉~

2022年07月19日 11時14分28秒 | ■見る
シリーズ第2作目です。1作目と同様、練り上げられた脚本と俳優陣の天晴れな演技を堪能しました。各回ともに、犯人などの重要な役所を演じる俳優に感動しました。特に、第6話は、奥田瑛二さん、金田明夫さんが印象的で心に浸みました。--------------------------------------○コールドケース ~真実の扉~------------------------------------- . . . 本文を読む
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元内閣総理大臣 安倍晋三氏 卒業式スピーチ

2022年07月16日 11時24分37秒 | ■聴く
安倍さんが暗殺されたことが残念でなりません。野党からの政治的な攻撃にマスコミの視聴率狙いの無責任な番組が加わり、内閣支持率が大きく低下しても、前を向き続けた姿に感銘を受けました。また、コロナの国内感染の当初に、学校閉鎖を含む思い切った対策を講じた事に驚きを覚えました。 政治家は結果責任を負うことが宿命ですが、社会のすべての職務にも九通する原則でもあります。しかし、組織における指導的な立場、要職に . . . 本文を読む
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恐るべき欧州戦 第二次大戦 知られざる16の戦場

2022年07月14日 11時25分10秒 | ■読む
広田厚司著、光人社NF文庫刊第2次世界大戦のヨーロッパ戦域での逸話が紹介されています。特に印象に残ったのは「第一章 恐るべき二重スパイの実力」と「第三章 テスト・パイロットが語るドイツ試作機の最前線」です。様々な話題をまとめた感じで、統一感はありませんが、それぞれの素材が興味深く、記述も簡潔で分かり易いるので、ストレス無く読めました。著者についてネットでも情報が余りありませんが、下記リンクによれば . . . 本文を読む
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007 ノー・タイム・トゥ・ダイ

2022年07月11日 08時53分49秒 | ■見る
ほぼ2年遅れで公開された作品を鑑賞しました。楽しみにしていたのですが、映画館に行かずじまいで、せっかくなのでブルーレイにしました。相変わらず緻密なアクションが見られる一方で、銃撃戦は、如何にも都合良く弾が当たる感じで、ちょっと残念感が。しかし、お金と手間を十分に投入した作品らしく、無理のない脚本と演出で、出演陣の熱演が光る作品でした。主演の ダニエル・クレイグはちょっと老けた感じがしまた。ヒロイン . . . 本文を読む
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「ごきぶりホイホイ」生みの親 大塚正富のヒット塾 ゼロを100に

2022年07月09日 10時59分29秒 | ■読む
廣田章光・ビジネススクール編、日本経済新聞出版社刊本書の主役は、大塚製薬グループの創業家の一員で、持ち株会社のアース製薬の立て直しのために送り込まれ、数々のヒット商品の開発に関わった大塚正富さんです。氏の略歴と開発の内幕を紹介し、その苦闘を辿った内容が半分余を占めており、その後は、その成功譚から導き出される成功のためのノウハウによって構成されています。 後半部には関心を持てなかったので読みません . . . 本文を読む
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ブルーライトカット メガネ

2022年07月07日 08時15分52秒 | ■電脳
30年以上パソコンを使っていますが、リタイアした後も、相変わらずかなりの時間ディスプレイを見続けています。40代から目が疲れるので目薬が手放せませんでしたが、当時は、職場でノートパソコンを使っていたので、液晶画面は大した大きさではありませんでした。確かに目が疲れましたが、その原因は、瞬きが少なくなってドライアイになり勝ちであったためと思います。 ところが、リタイア後は、もっぱら自宅で30インチ余 . . . 本文を読む
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高座奇人伝

2022年07月05日 08時01分23秒 | ■読む
小島貞二著、ちくま文庫刊著者の後書き「余滴 あとがきにかえて」によれば、主な登場人物4人は、「明治、大正、昭和、そして戦後の4つの時代を、それぞれの人たちに代表してもらい、〝裏から見た演芸史〟といった要素も、若干盛ってみたからである」とのことです。それ以外にも沢山の奇人、変人が登場し、「時代がその存在を許容したのだな」と理解しつつも、その程度の激しさに驚くばかりです。 私が最も気に入った人物は「 . . . 本文を読む
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コールドケース ~真実の扉~

2022年07月03日 09時04分38秒 | ■見る
アメリカのテレビドラマのリメイク作品です。WOWOWで全10話が2016年に放映されたとのこと。 主演の吉田羊さんと達者な脇役陣に加え、毎回、容疑者役の俳優が見事な演技で作品の質が高まっています。脚本も良く、限られた時間で事件が解決することがご都合主義に感じない仕上がりです。演出も素晴らしい。吉田さんの入魂の演技に圧倒されました。2シーズンも楽しみです。--------------------- . . . 本文を読む
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