蒲田浩毅著、中公新書刊
3巻シリーズ最後の本書では、生物の進化が著しかった中生代以降を主な舞台として、生物の進化の様子、大陸移動と造山運動、日本列島の誕生と変化の推移、人類の誕生、そして、これから地球が辿る運命を述べています。
読了して、宇宙と地球の壮大な物語を読み終えた感動がありました。
後書きによれば、本書は執筆依頼から8年を要したそうで、著者の専門分野以外の広範な領域の文献を読んで咀嚼してまとめ上げた労作とのことです。
サイモン・シンの著作を読んだ時以来の深い感動を覚えた名著でした。
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○蒲田浩毅
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評価は5です。
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