もぐ菜のみっしり茶匣(はこ)院

ようこそ腐女子の匣喫茶へ お好みのモノをどうぞ、召し上がれ。 日々を書き連ね、妄想をこよなく愛でます

無謀なワタシ。

2009-07-03 20:54:14 | 腐女子の御伴
残業して非常にクソ忙しく腹ぺこ狼なこの私は定食屋に潜入してご飯を食べましたよ。休憩中に必死こいて媚美をアップしたりと仕事しているとステキな妄想が舞い降りてきて(^皿^)

なんででしょうかね??考えている時は妄想は舞い降りて来ないのに(-_-ι)他の腐女子の方々はどうですか??もぐ菜だけかな。

ほんとうはカッコイイ御堂さんをカキしたいのに出来ませんでした。どうしたらカッコイイ御堂をカキ出来るのかな(/_;)

後ね、同僚から教えて貰ったのですが部長には秘書は付かないそうです(汗)本部長になると秘書が付くとの事を知りましたよワタシ!!

専務から秘書が付く事も知ったナリ。霧島さんあくまで御堂さんの狗ですからと言う訳で宜しくお願いします。

えぇ、仕事中に舞い降りて来た妄想は眼鏡佐伯×片桐と御主人様と狗が軽く絡むラブなお話しです。まだ、構成してないのでただただ二組のカップがラブなだけなお話し深い意味はない。

要するにもぐ菜のあくまで自己満足な妄想になるのでエロはないに等しいですぜ。

媚魅  (完 後日談)

2009-07-03 14:23:01 | 腐女子の御伴
         *ご注意*


*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*


一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。



媚魅 (14)


         媚魅  (完 後日談)



あれから数週間が経ち日々忙しくそんな白昼夢も日常に埋もれ忘れてゆく、無意識にただぼんやりと窓から遠い青い空を見る。そんな御堂を見つめる霧島は~

「本日の予定は午前で業務を終えて午後は私と一緒に出掛けます。」

「出掛ける??何処へ…業務は詰まっているぞ。」

「本日の木曜の午後は半休で金曜は休み土日も休んで頂きます。その為に前々から予定を組みましたので業務には差し支えはございません。」

午前中の業務と言っても御堂と霧島が不在中の対応を開発部のその他諸々の社員に言付けるだけで特に緊急度の高く重要な事はない早々に業務を終えて二人は退社した。

荷物は駅のコインロッカーに預けてあり霧島はキャリーケースを取り出す。思ったよりも早く東京駅に着き特急電車に乗り出掛ける。御堂は霧島から何処に出掛けるのか何も知らされてない。

特急電車の車内アナンスを聞き行く場所を知り、霧島に尋ねる御堂。

「伊豆の何処だ??」

「伊豆稲取でございます。二泊の宿泊で大変眺めの良い露天風呂付き客室ですので温泉をごゆっくりと楽しめます。」

「室露天風呂付き客室か…何年も温泉地には行ってない。どんな宿か楽しみにしている。」

「お気に召して頂けると思います。私も楽しみです。」

ここのところ御堂が疲れた表情で窓を眺めている様子が多く、それを察した霧島は予定を組み御堂と出掛けた。

リラックスしたのか御堂は午後の暖かな日差しに包まれて御堂は霧島の肩に寄り掛かりうたた寝をし御堂の寝息を聞き霧島はホッとした。二人を乗せて特急電車は伊豆稲取へ向かって走る。


伊豆稲取駅で特急電車を降りて宿泊する宿から指定された駅近くにある送迎場所へ歩く。宿に着けばちょうど良いチェックインの時間になる。

宿の送迎マイクロバスが指定の送迎場所に停まり、運転手が降りて来て二人に深々と一礼をする二人が乗り込んだのを確認すると運転席に乗り宿まで車を走らせた。

宿に着くと霧島が宿泊手続きを済ます。その宿は老舗のホテルだった、ロビーの空間と雰囲気は日常を遮断し極上な持て成しを演出している。

御堂がロビーのソファーに座って待っていると手続きが済み霧島が声をかけてきた。

「孝典様、お待たせしました。宿泊するお部屋へご案内致します。」

宿のスタッフが荷物を持ち二人を最上階のスイートルームへ案内した。

前面オーシャンビューで部屋は広く二間で洋室と和室で和室には広縁もありゆったり寛げ豪華な部屋である。御堂は客室に付属している露天風呂を見に行った。

露天風呂から御堂の声が聞こえる喜んでいる様なので霧島も露天風呂へ行くと興味津々で露天風呂を観察している御堂であった。

「露天風呂に入られるのも良いですし、お食事は全て部屋出しで召し上がれます。お好きな様に寛ぎください。」

「霧島…」

そう言うと御堂は霧島に近づき霧島に抱き着き顔を見せ様としないが小さな声で~

「‥ありがとう、霧島。」

「そのように思って頂き霧島は光栄です。まだ、お夜食まで時間がありますので海岸沿いを散歩しましょうか??」

「そうだな、散歩するのにはちょうど良い時間だ海辺を歩くのも久しぶり。」

二人は部屋を出てエレベーターに乗りカウンターに鍵を預けて海辺の散歩に出掛けた。宿から少し歩くと浜辺が見えた御堂は革靴で浜辺を歩こうとしたのを霧島が止めた。

「孝典様、お足を宜しいですか??」

そう言うと霧島が御堂の足元に屈み込むスーツのズボンの裾を軽く折り上げる片足づつ御堂の靴下を脱がし手に持っていた黒いサンダルを御堂に履かせた。

「どうぞ、砂浜へ。」

「あぁ。」

御堂は砂浜へ降り立ち海辺に近づくさざ波が砂を浚っては押し寄せている。海水に足を浸す、ひんやりとした海水が気持ち良い。御堂は振り返り霧島を呼ぶ。

「はい、どうなさいました??」

御堂に呼ばれて霧島が近づくと海水を霧島目掛けて海水を浴びせた!! 霧島はあわや咄嗟に海水を避けた。

「狗は水遊びが好きなはずなのになぁ。御主人様に遊んで欲しくって予定を組んだだろ??」

「水遊びが嫌いな狗もおりますよ。大好きな御主人様を独り占めしたいですね。」

御堂が歩こうとしたが体勢を崩し転びそうになる霧島は御堂に手を差し延べ様とすると御堂は霧島の手を引っ張り海水の中に二人で座り込んだ。

「御主人様が遊べと言う時は素直に甘えたらどうだ??独り占めした気分はどうだ。」

「孝典様、貴方と言う方は…」

御堂は霧島の顎を愛しげに撫でた。

「孝典様、それでは宿に戻りましょ。」

そう言うと霧島は海水の中に座込んでいる御堂を抱き上げお姫様抱っこした。

「こら離せ霧島!!」

霧島は御堂に構う事なく宿泊する宿に突き進んだ。



               媚魅   完