双日・丸紅・長谷工による千葉市おゆみ野地区への巨大マンション建設に断固反対するブログ

千葉市緑区おゆみ野。20年間をかけて築き上げてきた住環境が今、双日丸紅長谷工の巨大マンションにより破壊されようとしている

第4回住民説明会

2007年04月14日 | 住民説明会

       
          

2007年4月14日
第4回住民説明会が鎌取コミュニティセンター3階ホールにおいて行われました。

第2回あっせん会議で提示された変更案についての説明、質疑応答を中心に、前回の住民説明会での未回答事項の回答等が日本開発よりなされました。

変更案の概要は以下
・東棟が12階建から10階建に、幅63.4mから66.5mに。
・南棟が18階建から15階建に。
・北棟が7スパンから5スパンに、幅51.1mから35.8mに。ただし、位置が2.5
 m北側(すずかけ街側)にずれる。      
・自走式駐車場が、3層4段から2層3段に、高さは約12mから約10mに。
 新たに北側(北棟の北)に、機械式2段駐車場を設置。
・周辺のプライバシーに配慮
 (と説明では言っていたが、どの部分を指しているか不明)
・南棟と北棟の間に2層の共用棟の設置
(何のためのものであるか不明)

以上が、主な変更点であるが、総戸数355戸に変更はなし。
駐車場数362にも変更なし。容積率199.99%も変更なし。

改悪となる部分は、以下。
・北棟が2.5mすずかけ街側にずれることにより、北棟前の住居の日照の悪化
・東棟の幅が3m長くなることで、東棟前の住居の日照の悪化。
・機械式駐車場を設置することで、北棟前の住居に騒音問題の発生。
・東棟脇に新たに受水層を設置することによる、音の問題の発生

双日、日本開発側は、これが最終案であると言うが、当初案よりも悪化しているこの案をどうして納得することができるだろうか。
18階を15階にしたことに目が行きがちになるが、日影図を見ても日照については
あまり変化がなく、北棟が2.5mずれることによる悪化のほうが大きい。

総戸数355戸に変更がない限り第1回住民説明会から問題になっている交通量、ビル風、圧迫感の解決には決して至らない。

      

この変更案は、当初の1棟申請に認可されない可能性があること、3層4段の自走式駐車場の許可が取れない可能性のあること等、自分達の都合で出された変更案ではないだろうか。そして、355戸を死守するために見るからに窮屈そうな無理な設計になってしまっており、そのつけを周辺の住居にかぶせようとしている。

総戸数355はどうしても譲れないというが、損益の分岐点等の具体的な理由の明示がなく、何故355にこだわるのか。
機械式駐車場をやめて自走式駐車場へ戻すことについては、時間がないので変更が出来ないというが、時間がなぜ理由になるのか。
ここに「双日から与えられた業務を予定線表どおりに遂行しなければならない日本開発」という構図が見えてくる。
双日と同格の建築主であると言いながらも、戸数を変更する権限もなければ、予定を変更する権限もない。明らかな主従関係が見てとれる。

今回の住民説明会での唯一の収穫といえるのは、千葉市による調停に双日、日本開発が出てくる意志があることがわかったことでしょう。
調停の場こそ、真の建築主である双日の決定権を持つ人物の出席を求める。
そして、千葉市からも強く出席を求めることを要望する。


ビル風の問題、交通量の問題等の質疑については後日に回します。

今回の住民説明会でパフォーマンスを受け持ったのは、おとぼけおじさんを演じたビル風を説明した㈱四門氏でした。
あえて時間稼ぎのためにおとぼけを演じたのか、それともあれが地なのかは不明ですが。人を小馬鹿にしたような喋り方だけはやめてほしいですね。

       

 


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1 コメント

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すずかけ街の皆さん (一本 !)
2007-04-15 08:36:01
 すずかけ街の皆さん、第4回の説明会が開催され、日本開発より計画変更案が示されましたが、どうでしたでしょうか。やはり、がっかりの説明でしたね。彼等は355戸の住宅販売に必死です。彼らの必死さは伝わってきますが、我々の反対はどうでしょうか。おとなしすぎはしませんか。
 次の段階に進むために、我々がこの問題にどう解決しようとしているのかの、声をあげないことには次のステップ(最後かもしれない)には進めません。ただ反対の幟を掲げるだけでなく、具体的な声をあげましょう。また、反対運動も必要ではないでしょうか。(陳情は、柔道でいう効果ありの技で、見事でした。しかし、この他にもう一つ技ありのポイントが必要かと思われます。)皆さんの意見をお聞きしたいです。ご意見を。
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