ベランダ オーキッド ナーセリー

ベランダや窓辺で 夫(潅水当番さん)が育てている蘭が 季節の移り変わりとともに花を咲かせます。

京都の萩景色

2017-09-26 13:25:30 | 関西散策
9月18日 京都の街を 萩散歩しました。
ルートは、常林寺(出町柳駅すぐ)→糺の森→下賀茂神社→平安神宮→勝念寺(丹波橋)です。

【 常林寺 】
京都の萩の名所のひとつと言われる常林寺。ずっと行きたいと思っていました。


門をくぐると、フサフサの萩いっぱい!
小さなお寺が萩にうずもれていました。



背の高さほどの萩がモフモフと咲いています。



赤い萩はピークをすぎつつあり、枝垂れた白萩が目立ちます。



時折、カメラを持った人が一人二人いらっしゃるぐらいで静かです。
シジミちゃんたちがのんびりしていました。



式子内親王の
「今はただ 心の他に聞くものを
  知らずがほなる 萩の上風」(新古今 恋四1309)に 胸キュンしていた学生時代(^^)
今は、
「白露の 色どる木々はおそけれど
  萩の下葉ぞ 秋を知りける」(続後撰 秋285)にしみじみします。


【 賀茂川と高野川の合流地点 】

ここから下流が鴨川です。
向かって右が高野川。左が賀茂川。この日は前日の台風の影響で水量が増していました。



糺の森。神秘的な場所。日差しによって表情がかわる不思議な場所です。



下賀茂神社の萩景色。
咲き始めでした。この萩は葉っぱのつき方も愛らしいです。
今頃 満開だろうな~~
もう1回、行ってみようかな~*


【 平安神宮 】
平安神宮の神苑のあちこちで萩が咲き始めでした。

咲き始めから きれいですね~



睡蓮、まだ咲いていました。
1輪1輪、明かりが灯っているように光っています。



コウホネもそろそろ終わりです。
コウホネは河骨と書きます。どうしてそんな名前なんだろうと調べてみると、
根茎が骨のように見え、解熱、鎮痛の漢方薬なのだそうです。



あ~!
名残の睡蓮と、咲き始めの萩~*
どちらにもピンが合ってないのですが;撮ってうれしかった1枚です(^^)



橋殿と萩。
ぜひ腕のいい方に撮っていただきたい~!
繊細な初秋の風景です。



風景全体が少しずつ秋色になっています。


【 勝念寺 】
伏見の「かましきさん」と呼ばれる勝念寺。

この季節になると「萩振る舞い」してくださいます。



うわ~~!
通路をふさぐほどの萩の花。



すすきと萩。絵になります。



彼岸花と萩。秋ですね~



大胆な生け花のような萩もあれば・・



萩のトンネルもあり・・



萩のアーチもあります。



レースのような萩と白い彼岸花。
メルヘンです(^^)



同じ場所を見ていても、ちょっとした角度、ちょっとした目線の高低で、見えるものが違ってくる楽しさ!
小さなお庭ですが、見れば見るほど好きな景色が見えてくるのが、かましきさんの楽しさです。



この日の勝念寺は、赤い萩は満開。



白い萩は、咲き始めでした。



萩景色、たっぷり楽しんで大満足です(^^)


---

お食事のことも。
下鴨にある、鯖街道の「花折」さんでお昼を食べました。

こちらは鯖寿司。大きな鯖の鯖寿司です(^^)



こちらは花折膳。こぶりな鯖の鯖寿司と炙り鯖寿司。
お箱に上品に並んだ鯖寿司、椿のようにあしらった生姜。
食べる前からうれしくなります(^^)


---
このところラン画像が少ないランブログです(^^;)
あちこちからシースが上がっているのですが・・
ムムム(^。^;)


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ミヤマウズラ

2017-09-19 13:08:06 | その他のラン
Goodyera schlechtendaliana

愛らしいランが咲きました。
ラン科シュスラン属、常緑の多年草。
日本の地生のランです。

楽しみにしている植木市の山野草屋さんが上手に増やしていて、育て方を教えてもらいながら挑戦中です。ツボミの時期が長かったので、無事に咲いてホッとしました。



真っ白なリップ。白に近い 淡い珊瑚色。とてもきれいな花です。



この角度から見ると、ネジバナの雰囲気に似ています。



正面です。
真っ白なリップを見せて 「こんにちはー!」

ペタルの先端に斑があるようです。
ペタルが閉じているとこんな雰囲気です。


ペタルが開くと・・

アチャー、てやんでぇ・・、やんちゃな雰囲気に早変わりです。
それでも 真っ白なリップは変わらずキレイ~



ふつうはこのように、ペタルは閉じて咲くようです。
可憐です。



ミヤマウズラは、深山鶉と書くそうです。
葉っぱのスジスジが、鶉の羽模様に似ていることから命名されたようです。

朝夕の気温がグッと下がり、ホッとしています。
このまま順調に育てば、来年はもっと花芽が上がるはず(^^)


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イランイラン

2017-09-08 21:02:00 | ラン以外の番外編
ちょっとご無沙汰しました(^^)
今日から伏見のギャラリーで水彩風景画展があり、作品が仕上がらずアワアワしていました、テヘヘです(^。^)ゞ


今日は この花、イランイランのことです。
こちらの夏は とても蒸し暑く、イランイランが育つのでは?!と鉢植えで育て始めました。

イランイランは甘い濃厚な香りがすることで有名で、アロマオイルや香水の原料として使われています。
でも、その花を見たことはありませんでした。匂いをかいだこともありません。

育て始めたのは小さな苗木で、開花は来年かなと思っていたのですが、どんどん育ち、咲き始めました。



これがツボミです。小鳥のような可愛いつぼみ。



下向きに開花し始めます。のぞきこんでみるとこんなです。



花びらはどんどん伸びていきます。
あの愛らしいツボミとはだいぶ雰囲気が違ってきて・・
匂いは・・ん?!タイヤみたいなゴムみたいな匂い;
あれれ~?!



花はどんどん伸び、だんだん黄色くなってきました。
でも、やっぱり甘い香りはしません。
朝、昼、夜と、クンクンしてみますが、香りません。



ネットで検索すると、花が枯れ始めてから香るという人や、花びらの元に茶色のスポットが出てから香るという人や、いろいろです。
そろそろ香ってもいいはずですが・・



ついに、花が終わりそうです。
この時に香るという記述が複数みられたので、とても期待していたのですが、ほのかにスイカのような甘い香りがするような気もしますが。う~ん。媚薬と呼ばれるような濃厚な甘い香りにはほど遠いです。

どうして香らないのかな?
どうしたら香るのかな?

今日、ブログにアップしようと思って、あれこれ検索していたら「花びらを こすると香る」という記載を見つけました。

早速、黄色い花の花びらをこすってみたところ、プチっと切れて、甘い香りが~!!
とても甘い香りです。
バニラのような、いやもっと強くて、濃厚な香り。ちょっと酔いそう~
近づいてクンクンしているだけでは香らなかったのに、驚きです。


明日は、咲きたての緑の花や、黄色くなりたての花、枯れそうな伸びきった花をそれぞれこすってみて、香りの違いを確かめたいと思います。

でも。イランイランの香りの楽しみ方って、これでいいのかな?
(^皿^;)


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