カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インド映画】~ クィーン ~

2014年04月01日 21時03分59秒 | 映画 / MOVIE
 ヒロインの名前はラーニー、ヒンディー語で女王、
と言うわけでタイトルがクィーンなのである。
この人たちではない。(念のため。)
      
グレイテスト・ヒッツ
クリエーター情報なし
ユニバーサルインターナショナル
 
The Queen
クリエーター情報なし
HarperCollins Publishers Ltd


 <ストーリー> 

 結婚式を目前にフィアンセのヴィジェイ(ラージクマール・ラオ)から、
突然、結婚はできないと告げられるラーニー(カンガナー・ラナウト)。

二人は恋愛の末に結ばれる予定であったのだが、
ヴィジェイはロンドン生活を経験したせいで、
ラーニーが田舎者に思え結婚相手として相応しくないと思ったのだった。

 
     
 冗談は顔だけ(写真右上)に・・・・と私は思うのだが・・・。
天国から地獄・・悲しみに暮れるラーニーであったが、
新婚旅行で訪れるはずだったパリに一人で行く事にした。

今でもインド人女性が一人旅をするなどと言う事は一般的ではないし、
しかもラーニーは見事なまでの世間知らずである。
フランス語が解らない事や強盗に襲われた事で来た事を後悔し、
インドへ戻ろうとするラーニーだったが・・・・。
ホテルの従業員ヴィジェイラクシュミー(リサ・ヘイドン)に
出会った事で変化が起こり始める。

よりによって別れた恋人と同じ名前である・・・
その彼女はインド人の血をひくシングルマザーでありながら、
人生を謳歌している奔放な女性で、
ラーニーはお酒を飲んだりディスコ(古い)に繰り出したり、
今まで知らなかった世界を知るようになる。

 
                 
 このおねぇさん、なかなか魅力的で、
はすっぱな(古い)役柄なのに全く下品になっていないどころか、
カッコよかった。 イカしてる、憧れるわぁ。

パリの次に向かったのはアムステルダムだった。
彼女に紹介された宿はバックパッカー向けで、
4人部屋の男女混合ドミトリーであった。
私でもドミトリーはイヤだし、ましてや男女混合・・・。

 当然ラーニーも拒絶するのだが行く宛はない。
仕方なく同居する事になったのは、長身のロシア人、ちっちゃい日本人、
ミュージシャンのフランス人の三人の男性であった。
             


 日本人のタカ役は残念なほどカタコトの日本語であった。
かなりの時間登場する重要な役であるのだから、
チョイ役ならいざ知らず日本人を起用すべきである。

普通のインド人には解りはしないのだが、
私は日本語の解る同僚達と一緒に観たので、
あまりのヘタさにみんな失笑していたわ・・・。

イタリアンレストランでマサラを要求して店主に怒られるくだり、
私も先日、天婦羅そばと澄まし汁にマサラを投入されたので良く解る。
そんなインド人はインド料理以外を食べる資格なしである。
 (気を取り直して・・・。)

 旅先でラーニーはインドにいる元婚約者ビジェイに
旅で撮ったイケてる自分の写真を送ったり電話をかける。
両親に説得された事もありビジェイは思い直して、
アムステルダムにやって来る。しかし・・・
ラーニーは別れを告げルームメイトの元へ。

旅を終えたラーニーはインドへ戻るが、
ビジェイの家を訪ね結婚指輪を返すのだった。
もう田舎くさいインド人の女の子ではなくなっていた。

 公開されたのが日のウーマンズ・デイだった事もあり、
過保護な娘がだんだん自立していく様子が痛快に描かれていた。

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コメント
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