カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドで飲んだくれる】の巻 ~マハーバリプラム~

2005年09月24日 22時00分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
写真は「クリシュナのバターボール」と言う、巨大な岩。
何故だか坂道で止まっている不思議な岩。
動かそうとしても微動だにしない。

さて、マハーバリプラムの話題になったところで、
久々に【インドで飲んだくれる】の巻をお送りします。

過去ログはこちら。

  【インドで飲んだくれる】の巻 ~アグラー~
  【インドで飲んだくれる】の巻 ~カジュラホー~

「地球の歩き方」にも登場している店がある。
その名をムーンレイカーズと言う。
この店で夕食を食べながらビールを飲んでいた。

2001年当時は、ビール瓶をテーブルの下に隠してくれと、
言われたが、最近ではどうだろうか?

            

食事を終えて店を出ようとしたところ、
従業員がやってきてこう言った。
「屋上で皆で飲むんだけど、一緒に飲まないか?」
指差す中には、白人の女性もいた。イギリス人だと言う。

ここでSさんならば「酒の誘いは断るな。」と思うのだろうが、
私は少し考えた・・・。他の外国人旅行者もいるし安全だろう。
それにホテルは目と鼻の先である。
多少酔っ払ったところで、歩いて帰る自信はあった。
  (結局は、飲みたかったのである。

「インド・ラムはあるか?」と私は聞いた。
するとポケットからラムを取り出し、ウインクする従業員。
「OK!」と二つ返事で微笑む私・・・。
  (インド・ラムの魅力に勝てなかった。

屋上へ上がると、従業員のオジのオーナーだと言う人もいた。
たぶん50代くらいだと思った。なんでも、このオジさんが、
私の事を気に入って一緒に飲みたい、と誘ったそうだ。
  (ジャパニーズ・ビューティフル・ヤング・ガールだからね。)

久々に飲むインド・ラムは、美味しかった。
コーラで割って飲んだ。そして気持ち良く酔った。
英語がもう少し出来れば、もっと楽しめただろう。
と、いつも思うのだが、私の英語は一向に上達しない。

           

インドで飲んだくれた3回に共通することは、
全部がおごりだった事だ。
初対面のインド人にご馳走されるなんて、
「地球の歩き方」的に考えれば、危険極まりない。

ご馳走になった物がチャイやタバコでも、
睡眠薬を一服盛られた話が山ほど載っている。
私は本当に、運がいいだけかもしれない。

しかし、誰にも心を開かずに旅をしていたとしても、
それがいい旅だとは思えない。
ある程度(こればかりは勘。)は心を開いて、
その土地の人や他の旅人たちと交わってみるのも、
旅の楽しみ方だと思う。

(注意)心を開きすぎてトラブルにあったとしても、
     それは自分の責任です。
     旅先では、自己責任で行動しましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする