カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

【インドの寺院】 ~ 海岸寺院 ~(マハーバリプラム)

2005年09月23日 20時32分59秒 | 南インド / SOUTH INDIA
世界遺産にも登録されているこの寺院。
南インド・タミルナードゥ州の州都チェンナイからは、
バスで1時間半の距離のマハーバリプラムと言う町にある。

7世紀の後半に建てられたと言うから、
もすでに1400年以上も、海岸で風に吹かれていた事になる。

世界遺産に登録されてからは、防風林も植えられている。
建てられた当時は、7つの寺院があったと言うが、
現在はこの小さな寺院が1つあるだけだ。

金閣寺より銀閣寺を好む人が多いように、
日本人好みの侘寂(わびさび)のある寺院だ。

     

写真でもわかるように、柵の向こう側にある。
それは何故か?

その理由は・・・私が入場料をケチって入場しなかったからである。
私は、決してケチではない。 (本当だってばっ!)

2001年当時は、インド国内にある世界遺産に登録された
寺院や建物の入場料が高騰した時期だった。
現在は最高時の半分になっているが・・・。

当時の入場料はなんと 10US$だった。(当時400Rs)
                  ↑ これだけでも高いと思うのに・・・・。
しかも「外国人は・・」と言う但し書き付だ。
インド人はたった「10Rs」だった。
私が、もしインド人なら40回も入場できる計算だ。(しないけど。)

外国人とインド人の入場料金が違うことは、よくある事だ。
しかし、40倍と言うのは他に例がない。(と思う。私の経験では。)
普通はインド人10Rs、外国人100Rsくらい。
(これでも、どうか?とは思うが。ここまでは許せる範囲。)

あんまりバカらしいので、入場せずに柵の外側から写真だけ撮った。
10US$は、支払えない金額じゃなかったが、
インド人の40倍もの金額を払いたいだろうか

        

ちなみにこの料金は、パンチャ・ラタ(5つの山車型寺院)と共通。
パンチャ・ラタも柵の外から見られるので、入場しなくてもいいかも。
なお、2005年現在の入場料は5US$。
この5US$と言う料金は、インドの世界遺産の入場料の相場らしい。
(インド一有名なタージマハルやエローラ、アジャンター等も同様。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする