カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

マザー!

2005年09月18日 19時33分59秒 | 映画 / MOVIE
ストーリーがわかってしまうので、
私は映画を観る前にプログラムは買わないようにしている。
この映画「マザー・テレサ」につては、
ストーリーの予想も出来たので、事前に購入し読んでいた。

しかし・・・それが原因で、
私は映画が始まる前から涙が止まらなくなってしまった。

その理由とは・・・マザーテレサ年譜の1行目にあった。
そこには『1910年8月26日誕生』と記載されていた。

年は違えど私の母と同じ誕生日であった。
偶然と言えば偶然だが、何かの縁だろうか?
  (もっとも私は偶然を信用しない。
   何事も全ては起こるべくして起こった、必然だと信じている。)

マザーテレサと比べては、いけないけれど、
神を信じ、自分の運命を神様に任せいる。
信念を持った小柄な(母はわずか32キロ!)老女と言う事も。
いろんな事が映画とダブってしまい、
始まる前から終わりまで鼻水ジュルジュルだった。

        

さて、この映画の素晴らしいところは、
(ストーリーはあえて語るまい。)
オリビア・ハッセイの演技力だろう。

「あー布施明の奥さんだった人ね。」と言ったアナタは、
間違いなく40歳以上でしょう。
「オリビア8世?」と言ったアナタは、
「ルパン3世」の見過ぎです。


年齢を重ねていったマザーテレサを演じている時には、
常に腰を曲げて仕草や表情もそっくりだった。
その上、完璧なまでのインドリッシュ!
さすがは3ヶ国語をあやつる国際派女優である。

インド好きな人も、そうでない人も、
キリスト教徒の人も、そうでない人も、
是非見に行きましょう
そこには日常で忘れてしまっていた、何かがあります。

◆豆知識◆

  インドリッシュとは?
  インドなまりの英語である。単語の「R」を発音する。
    understand・・・アンダルスタンド
    meter・・・・メータル

  私はこう言われて、しばらく考えてしまった事があった。
  「ヒズ ワルク イズ セーリング カルペット イン ザ マルケット。」
  
  「あぁ、彼の仕事はマーケットでカーペットを売ることね。」

マザー・テレサ 愛の軌跡

日本教文社

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コメント (2)
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