京都に行っていました。桜の季節だというのに立ち寄れたのは廣隆寺だけでした。
太秦駅からすぐの仁王門をくぐると長い石畳。
地蔵堂前の山桜。境内には咲き終わったものからつぼみの木まで、数種類の桜が見えました。
「推古天皇十一年(603)に建立された山城最古の寺院であり、聖徳太子建立の日本七大寺の一つである・・・」と案内に書いてあります。
新霊宝殿には教科書でおなじみの弥勒菩薩半跏思惟像はじめ、数々の仏像が祀られていました。それはそれは・・・・うっとりする姿でした。よかったよかった、やはり来てよかった・・・・国宝が20点(十二神将十二体・阿弥陀如来坐像(講堂内)・不空羂策観音菩薩立像など)、重要文化財が48点だなんて、夢のようなお寺です。苔の美しい前庭が、仏像を安置する場所をますます崇高なものにしているように見えました。
奥の院の桂宮院本堂の一帯は更に美しい場所に違いないと思われましたが、日曜祝日しか入れません。次回はぜひ日曜の朝一番に来ようと思いながら広隆寺を後にしました。